カンチョー・タビ日記ならぬタケ日記です。
梅雨前線が停滞するなか、オーストラリア研究会の面々と宮島に行きました。
宮島は、島全体が御神体の島。フェリーで島にむかう途上、目をこらして山を眺めるのですが、しかし、竹がみえません。「ここは、手が入りすぎていて竹がないなあ」とがっくりするカンチョー。あとで町の方にうかがうと、寺の敷地の一部に竹を育てているところがあるということでしたが、ボウボウの竹藪はないようです。
カ「宝物殿で探してみよう、平家納経がみられるかも」。(こ:まさかぁ、でも見られたらラッキーだな。)
平家納経を納めてあった箱はありましたが、中身はなし。竹の絵やデザインも、みあたりません。素材としてのタケは、笙があったきりでした。ふつうは竹製の横笛も、宝物殿にはいっているものは銅製。かろうじて息を吹きこむ穴のそばの線が節をあらわしているようで、これはタケの痕跡ではないかと思われますが。。。どうも、ここは竹に縁の薄いところのようです。
(カンチョーが宝物殿のようなところに行きたいなどと、珍しいことを言うもんだから?、その後、雨はひどくなりました。(´○`;)
しかし、日頃の行いを反映して?翌日は雨があがり、晴れ間もみえるほどの天気に。伝統的建物群保存地区に指定された町並みを見学してまわりました。まだ、整備はこれからですが、宮島の町屋は中世の形式を残しているそうです。中に入れて頂くと、外観からは想像できないような、吹き抜けの内部空間(オウエ)があり、驚きました。
しかし、今日もなぜか竹には、あまり出会いませんでした。
土産物屋さんには、竹の杓子とかマゴノテとか、あることにはあるのですが、どうも新しいものばかり。タケは日常的な素材で、侘びの雰囲気がつよく、華やかな門前町には似合わないモノだったのかなーと思ったのでした。 (こぼら)
コメント
宮島名物のお土産は、「めし捕る」ですよね。飯 と 捕る・・平家と関係有りやに土産のパンフ?・・シャモジは檜・・「竹」とちゃう。飯とる=しゃもじ 銀飯ご飯に「しゃもじ」は、うってつけ。
古いやつでしょね。-おひつ・しやもじ・ご飯-
電気炊飯器の「しゃもじは」、プラ。
宮島、修学旅行で行きました!ホント、宝物殿に行きたいなんて、めずらしい台詞ですねえ。きょうもTちゃんはマダケのタケノコをどっからかとってきて、人様にプレゼントしてまわっています。