下呂市にある岐阜県立益田清風高校。社会科の選択科目「地域研究」の授業で小山修三先生に来ていただきました。名高い讃岐雑煮を実際に体験し、地域文化の違いを感じてみようという授業をおこないました。文化の見方、とらえ方について語る小山先生と、雑煮を食べるその時を今か今かと待ちわびる授業選択者。
ダシはイリコ。話を聞く間もいい匂いがしてきます。みんなでぽりぽりつまみながら、雑煮の完成を待ちました。ふつうのニンジンよりも赤味が強い金時ニンジン。ニンジンもミソ(白ミソ)も讃岐のモノでなくてはならないそうです。
そして、ついに、あんもち。ただいま解凍中。イリコだしと、白みそと、あんもとがどう組み合わさるのか、想像できませんでした。
…うまい。食べるのに夢中で、その後はほとんど写真を撮っていませんでした。白みそにモチが溶けて少しずつクリーミーになっていき、生徒たちはスープのようだと言って喜んでました。
本日の新聞(岐阜新聞)でも紹介されました。「風変わりな雑煮」と紹介されています…。奥様に京子様、ありがとうございました。
(akakage)
コメント
そーなんですよね。高山は富山との結びつき、けっこう深いですよねえ。シオサバでしたっけ?なくてはならない冬の味。いろんなところのお雑煮食べてみたいなあ。
Mamoへ。む、む、む、お主はトヤマ藩の隠密であったか。
異文化体験は楽しいですな。あんもち雑煮 バンザイ 飛騨を足掛かりに「あんもち雑煮」全国制覇じゃっ!!飛騨も丸餅、角餅の境界の近くなので多様な雑煮があんるんやろな。興味シンシン!!
あー! 高校生に遅れを取ったとは…。S出市に10年以上住んでいる北海道生まれの男が「今まで避けていたのに、今年初めて餡雑煮を食べさせられた」と訴えてきました。でも、私は食べたい!きっと病み付きになると思っています。たんぽぽの居酒屋の日が待ち遠しい。
アン入り餅は大福餅をイメージしてたのですが、しっかりと餅、そして中には甘さ控えめのアンが入っていました。アンモチもさることながら小山先生のパワーにも生徒たちは驚いてました。高校生たちの家の雑煮も調査しましたが、ほとんどが角餅・スマシの関東風でした。中に入る具として、アカマルが人気でした。いろんな呼び名がありますが、アカマルとは、富山で作られているカマボコです。
高山は中京圏で岐阜名古屋からの物流かと思っていたら意外と富山との関係があるのですね。あかまるは紅白のナルトみたいなやつですか?他に富山からのモノはありますか?