バスオールの新聞記事から

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1月30日朝日新聞朝刊:大阪市内版に掲載された「バスオール」記事には、いろんな方から言葉をかけてもらった。最初にバスオールのことで訪ねてきてくれたチョウさんや、他の市民委員会の人たちに喜んでもらえたし、友だちからも電話をもらった。

運営する【洗いの殿堂】への読者投稿もいろいろあり「バスオールメーカーの者です。会社に回覧が回ってきて見ました。嬉しかったです。」というのや、家電製品企業の開発の方から「あの記事は、あなただったのですね。バスオール懐かしいなと思って読みました。」携帯メールで「博物館に行きたいです。市民委員会にも興味あります。」というのまで。

バスオールは、映画「三丁目の夕日」のヒットで話題の1960年代の商品であること。市民が探し出したという消費者発信であること、市民企画運営の試みをする博物館への展示という地域発信であること。そこに、メーカーに開発一号機が残っていて、協力を惜しまなかったことが加わりニュース性が出た。新聞として共感をえられる要素をもっていたと思う。

高齢化で記憶の総量が増える…TVで聞いて気になった言葉だけれど、【洗いの殿堂】読者投稿でもそれを実感する。高齢という世代には関係がなく、もっと大きなうねりを感じる。お風呂の思い出投稿をいただくと、書き手が興奮しつつ癒されているのが伝わってくる。そして、読み手のわたしも時間旅行のお供をしながら、癒されている。思い出の中には癒しが隠れている。

思い出は、何かを見た時に一瞬のうちに蘇る。バスオールは、特長がハッキリした商品ゆえに、その何かにあてはまるモノだと思う。

(おかきた’まり)

 

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