8月24日(火)午後3時から、詩吟の実演がありました。これは、チラシにはのっていませんが、関係者の熱心な広報活動もあって、60人を超える観客が集まり大盛況 でした。
わたしは、この分野に疎く、ほとんど何にも知らなかったのですが、大翔岳風会、亥の子谷支部(「三島の歴史を訪ねて」)と
七尾支部 (「水」)が活発な活動をくりひろげているそうです。
古式ゆたかなのではないかと思っていたら、パワポなどつかってけっこうナウかった。腹のそこ から大声を出すので健康にもよいとか。
わたしはこの分野には疎いので、乱入して会長さんに聞きました。詩吟は江戸時代後期から盛んになった伝統芸能で、漢詩が主でしたが、後には、和 歌、俳句、新体詩もうたうようになったそうです。、戦前や60年代にブームがあり、現在もインターネットでみるとたいへん盛り上がっているよう です。
特徴はその音階が、西洋音楽とちがい、レとシがない(?)そうです。沖縄民謡にはファとラがないのと同じように文化的なしばりといえるのでしょ う。
そういえば、梅棹先生が歌ってくれた三高寮歌は、ク・レ・ナ・イ・モ・ユ・ルと一音ずつやるのではなく、”クウレナイイイイ”、”モユルウウ ウ””オオカノハナアアアー”と節ごとにまとめてうたうのが正しいといってました(節調というそうです)。しかし、あれはお経みたいだったなー。 日本人が西洋音階を受け入れるまでには、たいへんな時間がかかったそうです。いや、自分自身のことを考えると、まだまだ道は遠いのかも。すいはく でいつか音楽展示ができたらおもしろいでしょうね。
(カンチョー)
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