11月6日(土曜) 午後3時~4時
ワークショップ「水損史料の応急処置実習」
講師 歴史資料ネットワーク
定員先着40名、電話申し込み受付中。
06-6338-5500 吹田市立博物館学芸係まで。
近年、日本各地で集中豪雨による大規模な水害を受けることが多くなりました。記憶に新しいところでは去年の台風9号による兵庫県佐用町の水害があります。人的な被害が大きいことは言うまでもありませんが、古文書や民具など各家に眠る地域の文化財も大きな被害を受けました。まだ開発がそれほど進んでいない地方ほど文化財が手つかずで民家に残されている可能性が高いものです。佐用町の水害では、歴史資料ネットワーク(略称史料ネット)が古文書の救出にあたりました。泥をかぶった古文書は文字通りゴミとして捨てられてしまう可能性が高いため、できるだけ早く被災地に赴き、必要に応じて被災の片付けなども手伝いながら、早急にこれらの資料を救出しなければならなりません。
歴史資料ネットワークは、阪神淡路大震災を契機に活動が始まりましたが、2004年の全国的に大きな被害を受けた台風23号の水害を契機に水損史料の処置に取り組み、適切な方法を模索してきました。水に浸った古文書はそのままでは、カビがはえたり、紙が変質するなどの悪影響が残ります。水にぬれた古文書をすぐに乾燥させ、適切な処置をほどこすことで、古文書を再び活用できる状態にできます。
今回のワークショップでは、キッチンペーパーを使っての吸水乾燥など水に濡れた古文書の応急処置のしかたを教えていただきます。
11月20日(土曜) 午後2時~4時
「ペーパークラフトで古墳やむかしのたてものを作ろう」
(おとなも参加できます)
・定員/30名(多数抽選)
*申込締切/11月10日(水曜)必着
ファックスかハガキでお申し込みください。
(すいはく学芸N.I.)
コメント
あ、11/6申し込もう、でも…電話する時間がない…
当日すっといラシャってもいけると思いますよ。