5月20日(金)
16:50~19:00の2時間にわたり、「博物館の経営ー誰のための博物館か」というタイトルで講義をして頂きました。
「カンチョーによる炸裂トーク」に、初対面の学生達がどこまでついて行けるか、と老婆心ながら心配しましたが、45名の学生達は先生の巧みな話術に、熱心に聞き入り、以下のようなコメントを寄せました。
・新しいものを求め、ニーズに応え、変えていく意欲を忘れないことを学んだ。
・自由な発想と企画力が今の博物館には問われていることが分かった。
・博物館はそれだけでは価値があるわけではなく、来館者との相互関係によって意味があるのだと実感した。
・「触る博物館のジレンマ」「資料か、情報か」自分の中で博物館のイメージが変わり続けている。
・博物館は市民自身のアカデミックな面を掘り出していく場でもあるということに気付かされた。
・「楽しい」という気持ちを忘れないことが、博物館の運営に取り組む上で重要な心構えだと言うことを再確認した。
・博物館の「裏」を聞いたからと言って失望していない、逆に課題が分かって良かった。
さらには、
・「博物館は嫌い」とおっしゃった小山先生の博物館を語る目が印象的で、結局は好きなんだな、と感じた。
・とても楽しそうに生き生きと話されていたので、自分のしていることに誇りを持っているのだな、と、客観的にみて思いました。
・小山先生のような過激な人、大好きです。
などなど、沢山の感想がコメントシートに書かれていました。
写真は、20日に先生が講義して下さった教室がある建物(大学本館、旧中島飛行機三鷹研究所)の写真(2011.5.23撮影)です。
(RH)
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