講演会「高齢化する都市」

8月11日(日) 午後2時から吹田市道路公園部長の後藤圭二さんが
「高齢化する都市-建設拡大から維持管理、そして縮小へ-」という講演をしました。

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吹田市の人口は昭和60年(1985年)ころから35万人前後でよこばいだが、65歳以上の人口が増え生産年齢人口が減っている。

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吹田市にある鉄道の駅から1kmの円を描くと市の中央部に空白地域が出てくる。
この地域の足はバスが補完している。行政のバスも走っている。

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過去の経済成長の動きを見ると
≪高度成長期≫
1956-73年の間は年平均9.1%の経済成長をしていた。
≪安定成長期≫
1974-90年の間は年平均4.2%の経済成長をしていた。
≪低成長期≫
1991-今日までは年平均0.9%の経済成長。

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日本の橋梁建設の歴史を見るとまさに高度経済成長期に作られた多くの橋梁が
満40年を超えていてそのメインテナンスが今、必要な時期だ。
だが時代は低成長期。
この時期に維持管理をしないと全面作りかえをせざるを得なくなる。

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などなど高齢化する都市において建設拡大から維持管理へとシフトせざるを得ないのだが
市民の求める利便性や満足度がどのレベルなのかの合意が必要な時代だ
というおはなしでした。

夏季展プログラムはこちらから

(おーぼら)

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