きのおまでの梅雨空を忘れさせるような青空。近畿地方の梅雨があけた17日(土)、夏季特別展は吹田高校くわいガールズの「すいたくわいの歌」からはじまりました。
市長、カンチョー、特別展実行委員長があいさつしました。
展示場はさっそく大勢のお客さんがきました。
展示場はジオラマをはじめ‘見もの’が満載です。
(未確定情報では初日展示場入場者は140人)
もちろん喫茶ミリカも繁盛しました。
ソーラー発電で動くソラえもん号の模型も梅雨の明けた博物館の屋外でよく走りました。
12時45分~開会式
≪阪口善雄市長のあいさつ≫
昨年博物館で1町5村のアーカイブ展を開きその3期で吹田の自然を取り上げた。昨年に引き続き吹田の自然と環境をテーマとした。企画実行する実行委員の公募に37名が応募した。そして市民がつくる特別展として展示、イベント、広報にと精力的に活躍してくれている。
これまでも数多くの市民参加の展示をしてきた。今回は子どもたちが楽しめる工夫や日ごろの市民活動が反映された見ごたえのある展示やイベントが盛りだくさんとなっている。私は案内のプログラムを見たがこんなに行事や講演会などが詰まったプログラムを見たことがない。あらためて市民の力は素晴らしいと実感した。実行委員の熱意と努力に敬意を表し感謝する。
今回の特別展は市制施行70周年記念事業の一つとして夏休み中開かれてる。市民のみなさんは何回も博物館を訪れ、吹田の自然や環境の理解を深め地域の良さを再発見してほしい。そしてこの特別展を通じて吹田の文化に親しんでいただくとともにかつての1町 5村の地域それぞれにアーカイブ(郷土館)を設置する構想に対する機運が盛り上がることを期待する。
≪小山修三館長のあいさつ≫
館長になって以来私はこの博物館を市民に開かれた博物館にしたいとおもいつづけている。期待にたがわず2005年の足とはきもの展、2006年のニュータウン展、2007年の万博展、千里の竹展そして昨年の吹田アーカイブ展とつぎつぎと続いてきた。苦難の道だったが歩んできて今日に至ってることを嬉しくおもう。
今日の基調講演をしてくださる吉村先生は何もなかった万博跡地をこんにち、都会の中にあって日本でも有数の森にした人です。吹田には万博公園、紫金山の貴重なみどりがあるが操車場跡地の東部拠点にどのような森を育てるのかなどのアイデアをいただければいいなと思う。
私は博物館が市民の知的な遊技場となることが本来の博物館の姿ではないかと考えてる。市民のみなさんがますます博物館を楽しめる場所となるようにしていきたい。
《高畠耕一郎特別展実行委員長のあいさつ》
私は吹田自然観察会事務局長をしている関係で自然と環境展の実行委員の応募したところ委員長になってしまった。市内の環境団体などから37人の実行委員があつまり昨年末から毎月委員会を開いて議論し検討し作り上げてきた。展示場にあるヒメボタルの住む場所のジオラマ(大型模型)もすべて市民が手づくりで作った。まさに市民パワーだと思った。
吹田の自然を知り、保つために市民が工夫して博物館の展示やイベントを作っていくことで環境を守り育てる市民活動もほんものになっていくのではないかとおもう。その意味でこのように自然と環境展を開催できるようになったことを嬉しくおもい、私自信ほこりにおもっている。これから一か月半、8月末まで開催しているので本日この席に来られた皆さんは案内のチラシやプログラムを一枚でも多くを配っていただき、市民の足を博物館に向け、この特別展を盛り上げてください。
(おーぼら)
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