館長ノート

続々 エアメール from ヨーロッパ(23)

ベスビオ 火山地は植物遷移が0からスタートするので貴重です。桜島がそうです。ベスビオは今、休眠中で、火口の中まで緑が侵入。登山道は砂地で、今はエニシダ(?)の黄色い花が咲きみだれています。外輪部の斜面は、ガラガラの石場ですが、マツなどは植林...
館長ノート

美しき青きドナウの町:携帯メールfromヨーロッパ(22)

ドナウ川下りを終えて町にあがったら41℃。町の人はアフリカの風と呼んで楽しんでいる様子。船で会ったおしゃれなカナダのお姉さんと現代と伝統のまじるキッチュな町を楽しみました。 明日からは東欧に行くので、今夜はしゃれた店で夕食をしようと出かけた...
館長ノート

瞬間芸術@ウイーン:携帯メールfromヨーロッパ(21)

ウイーンにはモーツァルトやベートーベンなどの音楽家、ゲーテ、シラーのような詩人の銅像がたくさんあります。ヨハン・シュトラウスの像の前でポーズをとつていたら、中国かららしき観光客にヒナンのナマコでみられました。写真はベートーベン像で芸をするカ...
万博・EXPO

わたしと万博(22-3)…千里ニュータウンという展示物

大阪万博では千里ニュータウンそのものも展示物であったのではないか。 千里ニュータウンの真新しい「団地」群は当時の日本人に圧倒的なモノの迫力を示していたように思う。皮肉だがモノの迫力としては万博の展示物よりコンクリートの「団地」群の方が勝って...
イベント告知

台風一過は千里ニュータウンの映画を見に博物館へ!(16日・祝日14:00-)

好評シリーズ上映中の千里ニュータウン記録映画!7/16(月・祝)は、1968年と1970年制作の2本立です! この2本は昨年の「千里NT展」「千里NT展@せんちゅう」でも上映していません。 ●「千里ニュータウン 生きている人工都市」1968...
万博・EXPO

わたしと万博(22-2)…情報産業論と万博

万博は産業革命を経て、世界が工業の時代を迎えた頃に始まり、永らく重厚長大な人工物・モノの迫力を観客に見せつける場であった。日本のちょんまげ使節団もロンドンの水晶宮やパリのエッフェル塔に圧倒され殖産興業を心に誓ったに違いない。 それから100...
イベント報告【終了】

「千里ニュータウン展」の研究でお困りの方へ(今さらですが…)

昨年春、市民企画により、22170名の記録的来館者数を残して吹田市立博物館と博物館ギョーカイに革命をもたらした伝説の?「千里ニュータウン展」。 どこでどーいう「隠しスイッチ」を押してしまったのか、終了後一年をすぎても各方面から問い合わせが引...
館長ノート

芸術の都ウィーン:携帯メールformヨーロッパ(20)

ドロミテ、ガスタイン温泉、山や谷のへき地めぐりを終えて、いよいよ文化の都ウイーンにやって来ました。 ウイーンといえばワルツとソーセージ。さっそく背広でキメて演奏会に行きましたが、ケータイではうまく映りません。女性歌手の声量と胸の豊かさに感涙...
万博・EXPO

わたしと万博(22-1)…新京阪電車P6の引退

万博の頃を境に阪急京都線から重厚且つ力感溢れる電車P6(*1)が引退した。私は子供のころP6に憧れ、新京阪電車(*2)の運転手になることを夢見ていた。それだけにP6の引退は残念であったが、今から振り返るとあの頃、世の中の表舞台から重厚なモノ...
館長ノート

ヨーロッパの飛騨:携帯メールfromヨーロッパ(19)

スタブナー山2230メートルに登りました。 360度槍や穂高、白山のような雪をいただいた峰に囲まれています。 金イオンを含むガスタイン温泉は療養地。 そうするとここまで来なくても、akakageさんの下呂とおんなじ。 オーストリアはヨーロッ...