千里ニュータウンに優るとも劣らない阿部野区の帝塚山に大阪府立公文書館があります。公文書館も時代がかった落ち着きのある建物ですが、それにも増して周辺には風情のある立派な住宅がたくさんあります。
この公文書館は余り聞き慣れない施設ですが、大阪府の行政関係の公文書を保管し、閲覧できる施設です。
ここで、10月28日まで『新しい住宅都市”千里ニュータウン”』という企画展が開催されています。右の写真はその企画展の展示目録です。拡大してご覧ください。
たくさんの物品を展示しているわけではありません(展示スペースが非常に狭い)が、開発当時の写真や調査報告書、マスタープランの冊子などが所狭しと並べられています。
それ以外にも万博直前のものと思われる絵葉書やまちびらき40周年のニュータウンの様子を伝えるビデオや30周年の記念メダルなども展示されています。当時の街並みは開発直後の粗削りですが新鮮な感じで、とても明るく未来のある雰囲気がします。
私先日見学に行ってきましたが、会場で吹田市立博物館の方お二人に偶然お会いしました。来春の千里ニュータウン展の展示物探しのようでした。私達だけでなく、博物館の方も一生懸命になっておられます。展示内容もレベルの高いものにしたいですね。 (片岡)
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