2006-07

館長ノート

ヒトガタ考(その2)

最初のヒトガタ 飛騨で紙のヒトガタが今もふつうに使われているのを知って驚いたわけだが、そもそも人がはじめて、人の姿を具体的に表現したのはいつのことだろう。現在のところわかっているのは2.8万~2.4万年、上部旧石器時代のヨーロッパである。け...
展示案内

吹田300万年の景観 :『吹田の景観を掘り起こす』展のご案内

7月18日の続館長ノートでお知らせした平成18年(2006年)度夏休み特別展示「吹田の景観を掘りおこす」がまもなく始まります。 開催期間 平成18年(2006年)8月5日(土)~9月10 日(日) 吹田・300万年の景観 吹田市には市街地が...
私たちの活動

草の椅子:経過報告

5月の連休中に作られた草の椅子。7月28日の様子です。 右側のものはかっこうがついてきました。 本日、博物館に展示物を引き取りに行ったとき、撮影しました。 千里ニュータウン展の有形の遺跡は、 二ヶ所のトンネルアートとこの草の椅子だけになりま...
館長ノート

ヒトガタ考(その1)

高山市にある「岐阜県ミュージアムひだ」では、今『まめなかな?健康展』を開催している。 その準備中、なにを飾ろうかと討論していた時、Sさんが「年の暮れと夏の2回、高山の町には氏神社からヒトガタがくばられ、それに息を吹きかけて、また、納めるんで...
私たちの活動

日付が変わって・・・

タイトルも変わった・・・よ。 「進化・羽化するブログ」ってとこでしょうか。 (by おーちゃん)
イベント告知

『景観を掘り起こす』展 イベント案内3

講演とトーク『縄文海進と日本沈没』  日時 8月27日(日)14:00~16:00 場所 吹田市立博物館 講座室 講演 「縄文遺跡はなぜ西日本に少ないのか」 小山修三 三内丸山遺跡の六本柱建築や尖石のビーナス像に代表される、縄文文化は500...
私たちの活動

ニュータウン展特別付録の記事:読売新聞7月13日夕刊

全国で博物館など文化施設が入場者数の低迷に悩む中、同じ問題を抱えていた大阪府吹田市立博物館が今春、開いた特別展「千里ニュータウン展」で、従来の2年分に近い入場者を集めた。 好評を受けて主要展示品によるダイジェスト版(23日まで)をひらくほど...
イベント告知

『景観を掘り起こす』展 イベント案内2

9月10日(日)13:00~17:00 シンポジウム「何度もおきた日本沈没-景観史の視点からみた日本-」 場所 吹田市立博物館 講座室 講師 内山純蔵氏 (総合地球環境学研究所 助教授、専門:先史人類学、動物考古学) Kati Lindst...
イベント告知

『景観を掘り起こす』展 イベント案内1

8月13日(日)14:00~ 「古代文明を壊した塩」 講師 佐藤洋一郎氏(総合地球環境学研究所教授) 場所 吹田市立博物館 講座室 佐藤洋一郎先生は、植物遺伝学がご専門で、ながくイネのDNA研究に従事され、遺跡の植物遺体の分析も手がけておら...
館長ノート

吹田の景観を掘り起こす

千里ニュータウン展特別付録も7月23日(日)をもっておわります。市民委員会の皆様からは、「人が入っていない、寂しいよー」とのご批判をいただきますが、イベントをやる金も力も尽き果てて、すいませんでした。でも入場者数は、昨年の同時期と比べるとず...