博物館にトトロのいす?「草のいす」の紹介

GW中の5月3日、博物館正面の左側草地に市民塾「公園発スローライフ楽しみ塾(愛称:ゆめのみ公園プロジェクト)」がワークショップで作った謎の物体。
その物体は「草のいす」。土で作ったいすに草の種をまき、植物の成長を楽しみながら、完成形がなく常に変化する「自然のいす」です。
博物館に楽しく何度も足を運んでもらい、またスタッフ自信も楽しめて、市民が博物館に愛着を持つためのしかけは何がいいだろうか?と考えて作りました。

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1.まず、段ボールで骨組みとなる型を作りました。この骨組みはやがて土に還ります。
(段ボール協賛:城東紙器(株)様)

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2.市民塾のキビシイ指導のもと?通りがかりの子ども達や大学生の皆さんが、汗をふきふき土を入れていきました。

3.土方仕事という大役(!)を任された、大阪学院大学の学友会の皆さん勢揃い。若い学生さんの力は頼りになります。また皆さん明るく、おかげ様でつらいはずの作業も楽しくできました。ご協力に感謝します。

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4.最後は手でぺたぺたと草の種を貼り付けて、粘土細工のように繊細に & 泥遊びのようにはしゃぎながら形を整え、風で土や種が飛ばないように覆いをかぶせました。ホースで霧のように細かい水をたっぷりやって当日の作業は終了。

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5.いすがほとんど隠れて写っていませんが、スタッフの記念撮影。
段ボールの型作成・宣伝に「関西をアートで盛り上げる会A-yan!」がご協力下さいました。
子ども達が持っている顔出し看板は、A-yan!さんのワークショップで作成。

草のいすは、今回の特別展の期間中も、毎日進化、成長していきます。
成長の様子をどうぞ観察してみて下さい。根がはるまでは、さわるとまだ崩れますのでご注意を。
5月9日現在、蒔いた草の種からは1センチほどの芽がツンツンでてきましたよ!
他にも、飛んできた種からどんな草花が育つか楽しみですね。
博物館に繰り返し訪れる方にとっても、お楽しみのひとつになれば幸いです。

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このような機会を与えて下さった、博物館・市民実行委員会の皆様に感謝します。
完成予想図はこちら。

by ゆめのみちゃん

 

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