今日は七草粥(ななくさがゆ)の日。
正月料理で疲れた(というより酒びたりの)胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能や、邪気を払い万病を除く占いとして食べるもの。
春の七草:(旧暦1月7日=2007年は2月24日なら吹田市内でもゲットできます)
芹(せり)
薺(なずな)(ペンペン草)
御形(ごぎょう)(母子草(ははこぐさ))
繁縷(はこべ)
仏の座(ほとけのざ)(田平子(たびらこ))
菘(すずな)(蕪(かぶ))
蘿蔔(すずしろ)(大根)
百人一首(光孝天皇)の
君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ
に出てくる「若菜」は春の七草のこと・・・と受験用参考書にありました。
・・・天皇がくそ寒い中、草をつみに外に出られたのかな?・・・素朴な疑問。
●七草と七草囃子
庶民は七草は前日に(百人一首を詠むことなく)摘んで、七草囃子(ななくさばやし)を唄いながら刻んだとか。
「七草ナズナ、唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先に、セリこらたたきのタラたたき」
( 歌詞は地方により多少の違いがあるらしい・・・akakageさん、いかがです?)
●唐土の鳥:旧正月7日を過ぎると2月下旬~3月、そろそろ南方の渡り鳥が渡ってくるころ。(吹田でのツバメの初見日は3月下旬ですが・・・)
●「鳥に穀物や野草を食べられないように」→豊作祈願という意味と
「疫病が外界から来る→渡鳥が運んでくる」→健康祈願の意味がこもったお囃子なのでしょう。当時も鳥インフルエンザはあったのでしょうね。
おーぼら
コメント
なーるほど。たしかに、2月末から3月の飛騨地方ってば、雪だらけですよね。ってことは、七草の刻み歌は、そのころ草が生えている関東以西の風習だったのでしょうね。っていうか、みやこ(京都)周辺の、シモジモの風習だったのカモ?
おーぼらさま。飛騨地方における七草の刻み歌を私は知りません。雪深い地方では、七草を手に入れることすら難しかったのではないでしょうか。おそらく都市部スーパーの戦略にまんまとやられてしまったのではないかと思います。ちなみにわが家の夕食はチキンフライとキャベツの千切りで、まったく七草と関係ありませんでした。単に私に知識がないだけかもしれませんが。
冬眠からさめたクマは、最初に若芽を食べるといいますね。人間も動物だし、同じなのでは・・・新暦は、いつも季節を先取りしすぎですね~
ヒメガマ、ヨウシュヤマゴボウ・・・
千里NTの七草は…セイアカアワダチソウ、クズ、セイヨウタンポポ…
もうしめきられてしまったので ここで?^_^; おはようございます(^^ゞ
吹田でも3月になるとURLのように、たくさんの野草を食べることができます。千里ニュータウン地区で弘済院は野草の宝庫です。その他、春日の田んぼ周辺もすばらしい。腹が減ったら弘済院か春日にいけば、なんとか食いつなげます。
もう締め切られてしまったのでここで一言。日本の食べ物の博覧会はいかが?季節ごとの行事食、人間の成長の記念の食などなどいかが?
千里NTの七草は、夏の七草・・・食えず残念。
てつ、こんなとこでうろうろせんと、コメント合戦のところか、〆切りのあとでもいいやんかー。御礼のところでは、獅子フントーの活躍の感想なぞ。おーちゃんにたのんでときどき、とくべつとうろんかいをやってもらいたいとおもってます、それは明日。それにしてもokkun消耗したろーなー。