5/27日 (日)14:00~
吹田地学会のメンバーによる連続講演という形式でおこなわれました。
1.地質学の基礎(秋元宏氏)は46億年という、わたしたちの時間感覚をはるかにこえた地球の歴史を解き明かそうとする地質学の理論と方法について、ランドサット映像などを使いながらのおはなしでした。
2.大阪層群と千里丘陵のなりたち(林隆夫氏)は、約300万年の近畿著方の古地理を海面変動、象、植物化石をつかいながら解説。
3.吹田の地形と景観 (安部亮介氏)は、明治時代の吹田の地図をつかい、吹田市を中心にその地形と景観の特徴を指摘したあと、地質に起因する地震への対策もふくめて、これからの吹田市の都市整備をどう進めようとしているのか、行政と市民の活動を紹介されました。
長年にわたってこの地域に密着しながら調査を行ってきた人たちの、身近な例をあげながら、平易に述べていただいたのでわかりやすく、吹田を愛し、住みよい街にすることを願う私たちには実に興味津々のお話でした。60人を超える聴講者が熱心に聞き入っていました。
(きょうちゃん)
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