明日15日から 実験展示『さわる-五感の挑戦PART2』

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「07EXPO70-わたしと万博」に向けて、すいはくは今、市民委員を中心に大変もりあがっていますが、一方で地道な企画も続けています。

9/15(土)~10/14(日)に行う、実験展示『さわる-五感の挑戦PART2』がそれです。これは、博物館は視覚に偏重してしまっているのではないか、目の不自由な人がこの博物館に来たら、冷たくひらったいガラスしかないと思うだろう、果たしてそれでよいのかという反省にたったものです。

昨年は、視覚障害者のための博物館という問題をずっと追求しているミンパクの広瀬浩二郎さん(彼自身も障害者です)をアドバイザー役に、点字、音読などの視覚障害者の支援団体の方々を招いて、勉強会と討論会をひらき、「PART1」を開催することができました。手探りという言葉そのままの展示になり、十分でとはほど遠いことを実感したのですが、幸い、関係者には大変好評でした。また、体力の衰えた老人、およびその支援者や団体も見学に見えて、問題は視力に止まらず、音、香り、味など五感のすべてがかかわることがわかってきました。
まだまだ、解決すべき問題は多いのですが、皆さまも是非ごらんになって、忌憚ない意見を聞かせていただきたいと願っています。

(カンチョー)

 

コメント

  1. みっちゃん より:

    そう、あれは同じように、電気のこで切ってありましたけど私なんか、鉈で割ってあるのもほしかったな。手がささくれてとげがささるかもしれませんが、それで木の目がわかる?
    木って、すごく目の粗いもの、しわいもの、堅いものなど木の性質がきれいに切ると分かりにくい。特に、小枝を「ポキット」折る時よく分かります。折れやすいもの、しなって折れないものなど。

  2. コスモス より:

    木は、香りのコーナーにありましたでしょう? わかりにくいかもしれませんが、あの、木のブロック、桜は桜餅のような香り、樟は樟脳の匂いがするはずです。手で持って触覚・嗅覚で感じるためのものなので、粗っぽく削ってささくれがあるようなものは展示できないと思います。

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