FM千里(83.7MHz)で万博展をアナウンスしました

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「07EXPO70」で展示部門を担当し、このブログの運営にもたずさわっているokkunが昨日16日のお昼から
FM千里(83.7MHz)に出演して「07EXPO70」を宣伝してきました。
その番組の内容は・・・

(万博展のokkunさんにお越しいただきました。)
(吹田市立博物館で万博展があるのですね。okkunさんの万博の思い出を。)

吹田では37年前に竹林が未来都市になりました。
私は万博前から住んでいましたが、そこに万博がやってきたのです。
「世界中が吹田にやってきて、日本中の人がうちに泊まりにきた」って感じです。
子どもはワクワクでしたが、親たちはタイヘンだっただろうと思います。
いろんな親戚が来て、廊下に布団を敷いて泊まってました。

(okkunさん万博に何回行きましたか?)
数えきれません。午後5時以後は値段の安い夜間チケットがあったので地元の人はたいてい夜に行きました。友人と行ったり、家族と行ったりでした。親戚の人が来ると私が案内役を買って出ました。自分の行きたいパビリオンをサリゲなくコースに入れて見に行きました。

スイハクで今週土曜日から07EXPO70展が始まります。今は準備でタイヘンな時期なのです。

(07EXPO70展は70年万博を振り返るということなのですね)
EXPO70は日本中の元気を注ぎ込んだイベントでした。
その6年前に開かれた東京オリンピックは見るだけのものでしたが万博は参加型でした。
入場者は6400万人余りで当時の日本の人口の半分が入場したことになります。

(私はまだ生まれてなかったのですが、話を聞くと当時生きてた人がうらやましくなります)
(どんな物が展示されますか)

世界と未来が一度にワッとやってきたのです。
1$が360円。海外旅行は一生に一度いけるかどうかという時代でした。
めったに外国人が日本にくることもなかった時代です。
だから万博では子どもたちのあいだで、外国人なら誰にでもサインをしてもらうことが流行りました。
また各パビリオンが発行するバッジを集めることも流行りました。そのようなオタカラが展示されます。

(たくさんのイベントや、まじめな講座もありますね)
土日には何らかのイベントがあります。
11/4にはフォークジャンボリーがあります。懐かしい顔のメンバーが出演しますので、見逃すと惜しいと
思う人も大勢いることでしょう。(見逃さないでね。)

これらのイベントや講座では当時の日本の背景が見えます。
万博を知らない人でも当時の活気が味わえます。とにかく万博とは「とんでもない」ことだったのです。
太陽の塔は私の心の中に今なお立っていますし、
吹田市内のマンホールの蓋には太陽の塔が刻んであります。
全国では37年前に終わった万博も吹田ではまだ続いているのです。
アジアで最初の万博だったので成長した日本を世界に広報する国家的イベントだったのです。

<中休み:赤い鳥の「翼をください」(1971年)が流れる>

(万博展が吹田市立博物館で開催されることのいきごみ・意義は?)
「地元ならでは」の深いものを見せたいのです。

(「地元ならでは」とは?)
万博で働いた人、万博で人生が変わった人、万博がきっかけで吹田に住みついた人など
市民からのエピソードを集めました。
さらに開催期間中でも展示物の提供を受け付けて(展示が可能なら)順次展示していきたいのです。

(展示物で珍しいものは?)
太陽の塔のメダマを乗っ取った男がいました。そのメダマの中に数日居座った事件がありました。
メダマの照明をつけると男が焼け死んでしまうので、数日間、メダマの照明を切ったまま太陽の塔を
警備した人たちがいました。その警備の方に後日、感謝状が出されたそうです。その感謝状を展示します。

万博のマーク入りゆかたを自治会で作っておまつり広場で踊ったという記録もあります。
そのゆかたも展示します。当時は強制的に踊らされた人もいるでしょうが、それらの人にとっても
思い出深いものでしょう。

(講演会はどのようなものがありますか?)
万博の企画にかかわった方々のお話や、万博での展示物を世界中に集めに回った人の話もあります。
サンヨー館で大人気だった人間洗濯機をプロデュースした方に人間洗濯機の誕生秘話を伺います。

(最後にメッセージを)
万博には、今では見られない前向きのエネルギーがありました。
「皆が一丸でやったよ」 という熱気はその余熱が37年も続いてます。この万博展を見た人は、
(博物館に来るまではさめていても)思い出が走馬灯のように巡って火がつくことでしょう。
万博はいつも過去じゃなく、未来の中にあるのです。

今週土曜日の10/20から12/2まで開催します。地元ならではのイベント、展示です。
他の場所での万博展では見られないものです。
万博を知らない若い世代の人にもそのエネルギーを感じてほしいです。
期間内に思い出の品を持参してくださったら展示できるものは展示して、
展示内容が変わることで万博展をさらに進化させましょう。

(聞き書き&編集 おーぼら 写真:kattan)

コメント

  1. もぐら より:

    太陽の塔のメダマをのっとった…というのは、どうやってアピールしたのでしょう?メダマから手を振った?

  2. ちゅーぼら より:

    昨日のアクセス数は462でなんとドブログ第48位ですね。きょうはどこまで伸びるやら・・・

  3. おーぼら より:

    もぐらさま 太陽の塔のメダマ男はURLをクリックするとある程度わかります。

  4. okkun より:

    10/17は第38位まで躍進しました!過去サイコーかも?

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