今年の夏休みの展示は、これまでの埋蔵文化財のものとことなり、「竹」をテーマにやることになりました。竹はいまや千里のシンボルの1つといってもいいほどで、たくさんの人々が興味を持ち、竹林の世話や竹細工つくりなどのグループがあり、活動もさかんです。
竹はよく考えると、謎の多い植物です。
●木なのか、草なのか
●種類はどれほど→吹田では何種類みられるか
●その分布範囲は?
●どうやって見分けるのか
●日本のものか、帰化植物か(縄文時代の竹製品の出土例はありません、少なくとも孟宗竹は400年ほど前に大陸から来た)
●いつ頃から利用され始めたのか、竹細工、遊び具→なぜあれほど利用されたのか
●神事や祭によく利用されるのはなぜか?七夕、エビッさんの笹、御神輿、竹酒など
●建材、デザイン、ふすま絵、掛け軸→芸術
●エジソンはなぜ電灯に竹を使ったのか
●千里丘陵に竹林が多いのはなぜか?それはいつ頃からか。その原因、拡散のメカニズムは
などなど、一寸考えるだけでいっぱい疑問がでてきます。
このブログでアイデアやおもしろネタを募り、討論をかさね、内容豊かな、楽しい展示をやりたいと考えています。
意見や質問をどしどしお寄せください。
(カンチョー)
コメント
竹中、竹下、竹林、竹内、竹田、竹川、竹村、竹岡、竹山、竹井、竹沢・・・小竹、大竹、佐竹・・・のように「竹」のつく苗字はどうしてできたのかな?
おーぼらさん、ありがとう。直しました。カンチョーも気づいていて、「エジソンのこと、電灯と書くつもりだったけど、伝統になってた。まーいいか。」って言ってきてました。