2008年1/27 日本から一番近いお隣の国韓国で1993年に開催された大田(テジョン)万国博覧会の跡地を訪ねて来ました。
ソウルより南に車で2時間余りで大田到着です。
大田は韓国の中心部に位置し交通の要所となっており、戦後に工業団地の開発が推進された所です。ここの電気、精密機械工業を国内外に広く知ってもらうために、大田で万博が開催されたそうです。
万博跡地は現在「エキスポ科学公園」となり、その横には国立中央科学館と先端科学の現状を一目で見る事が出来る様になっています。
まず入り口で万博のマスコット「KUMDORI」のお出迎えです。ちなみに「KUM]とは韓国語で「夢」という意味です。
このマスコット、今では五輪や万博など国際的イベントにはかかせない物となっていますが、なんと1993年の大田万博がマスコットを正式採用した第1号だとか。
いくつかのパビリオンを巡っていくと、奥には万博の象徴「一光塔」があります。この塔は過去を基点として、現在と未来を結ぶ一筋の光と言う意味を持ち、光、科学、宇宙をモチーフにして造形化された物で、1993年を記念して下(過去)の部分は高さ93m・1993個の花崗岩から作られており、真ん中の展望台が現在、先端部分が未来を表しているそうです。
一番奥にはエキスポ記念館があります。この中に外国の文化を紹介しているコーナーがあったのですが・・・日本の結婚式を紹介している場所ではご覧のとおり?!ガッカリしてしまいました。もう少し美しく「着物」を紹介して!!と、館長さんにお願いしたい気持ちでした。
エキスポ公園のパビリオンの中は人もまばらで閑散としていましたが、隣に併設されている遊園地には日曜日だった事もあってか家族連れで賑わっていました。
現在も万博跡地のすぐ横では高層ビルの建築が進んでおり、これからも韓国の最先端技術の発信地として発展していく様子を感じる事が出来ました。
以上 冷たい風が心地良かった大田より カムサハムニダ
(S.O)
コメント
上海万博のつぎは、釜山が有力らしいですね(もうきまったかな?)。これも太田とおなじく、科学技術中心のつくば型だとききました。そういえば、韓国の電気製品、自動車などの発達はめざましい。ギョウザを輸出するよりはいいか。
韓流ブーム以来一度行ってみたいな~と思いながらなかなか行けない韓国・・・科学技術の発達という今まで知らない韓国の側面を知ることができました。それにしてもあの着物・・・ホントもう少しなんとかして欲しいですね(^^;