竹取の翁物語 :千里竹の会

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吹田市内には、竹林をまもる活動をしているボランティア団体がいくつかありますが、その一つ「千里竹の会」でご活躍のOさんに、活動のようすをうかがいました。

「千里竹の会」は、平成15年5月に設立されました。その前年にできた「千里市民フォーラム」という千里ニュータウンのまちづくりに取り組む人たちの情報ネットワークから生まれた団体で、千里の竹林が荒れているのに心痛めた人の呼びかけで、とにかくまず行動しようと始められました。

現在会員は140人、常時活動しているのが30人ほど。竹林の整備は、月・木・土の週3回、午後2時間ほど。場所は桃山台と千里東町の二ヶ所。たっぷり汗を流したあとのワンコイン懇親会が、楽しみなのだそうです。
このほか、切り出した竹をつかったオモチャ・籠など竹材工芸もやっていて、年1回、佐竹台小学校2年生の竹細工の授業を受け持つほか、北千里高校の竹炭・竹酢液づくりにも参加、また、毎年の市役所の正月の飾り物も担当しておられます。

Oさんは時間があれば自宅ベランダで竹細工をするそうです。そういうことをしている時間がこれまた楽しいらしい。(どうやら、Oさん作の靴べらは、自主的に医院や集会所など、あちこちに配られているようですので、みなさん、気をつけて探してみてください。もっとも銘は入っていないのですが。)

会員のなかには、定年になり、どこかへ出かけるでなし、三度三度の食事を定刻に食べることしかすることがなくて(奥さんが大変)困っていたのだが、竹の会に入って活動するようになってから、毎日がとても充実してハッピーになったという人もいると聞きました。

Oさん自身、とても楽しそうで生き生きした話しぶり・・・これはぜひ一度、竹林での活動のようすを見学に行かねば!と思いました。 (こぼら)

コメント

  1. okkun より:

    ついにこのブログ、マンガ化してきましたね。
    ちなみにOさんのセリフとしては「忙しいんでっせ」ではなく「忙しいんだっせ」でしょう…。「だっせ」は「だす」の活用形。Oさんはいまや貴重になった正調大阪弁「だす」「おます」使いの名手です(特に千里でこれがきちんと使える人は珍しい…)。若い人は「漫才的な言葉」と思っているフシもありますが、「だす」「おます」は由緒正しい古くからの大阪弁。「江戸です、京どす、大阪だす」と江戸時代の方言の本に出てくるらしいだす!Oさんをマンガキャラ化するなら「だす」「おます」「だっせ」「おまっせ」は必須だす!

  2. ks より:

    ありまっしぇー、じゃない?

  3. きょうちゃん より:

    「かぐや姫」の募集。
    竹籠でお迎え。
    担いで、いってね。
    阪急南千里駅 ○日○時
    竹ご飯、一緒に食べょ。
    ゴルバチョフ。

  4. こぼら より:

    セリフ直しました。かんにんな~。
    Wikipediaには、「だす」の成立は江戸末から明治、成立後まもなくから標準語の「です」が浸透し入れ替わったと。それで圧倒的に「でっせ」「でんねん」におされてるのかあ。

  5. おーぼら より:

    『こんなバッジもありますねん』も正調では『こんなバッジもおます』or『こんなバッジもおまんねん』だっしゃろ。

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