ワールド・キャンパス カンチョー講演:万博編

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3月15日(土)、昨秋「07EXPO70」のプレイベントに参加してくれたワールド・キャンパスの新メンバー(海外から22名、スタッフ含めて約30名)が、すいはくにやってきました。今回も(英語で)カンチョー講演がありました。テーマは「万博」

第1回の万博は、1851年にロンドン、さまざまな物産や新技術を展示する博覧会は評判をよびました。その後、ニューヨーク、パリなど、主として西欧と新世界(アメリカ、オーストラリアなど)で次々と開催されました。万博の跡地には、塔などのモニュメント、美術や科学博物館、公園などが残されていることが多いですね。このブログでもとりあげられましたが、エッフェル塔は1900年パリ万博でつくられたものですし、1939年ニューヨーク万博の跡地はフラッシング・メドウパークになっています。

日本は幕末から万博に興味を示しており、1940年の開催候補地になっていましたが、残念ながら戦争のため中止になりました。戦後、経済的に復興した日本は、(64年の東京オリンピックについで)70年に大阪万博を開催します。当時日本は、経済成長のまっただ中にあり、たくさんの電化製品をつかうようなり、また核家族化がすすんだりして、生活の様相が大きくかわっていく途上にありました。大阪万博では、こういった経済状況を反映して、会場その他、万博そのものにかかる部分だけでなく、その周辺の社会資本整備にも莫大な公的資金がつぎ込まれます。この方法は、その後のアジアにおけるモデルとなりました・・・・

というような話(だったはず。世話役で忙しかったあかちゃんが、「この講義は日本語で聞きたいもんですな」と言ってました)。万博が経済発展の起爆剤となるのだというところにウズベキスタンから来ていた子たちが興味津々、「万博開催には、どのくらい費用がかかるのか」とか「オリンピックとどちらが安くあがるのか」とかつぎつぎ質問が出て、カンチョーはたじたじ。未来のウズベキスタン万博のプロデューサーになるか?楽しみですね~

一行は明日、万博公園を見学するそうです。
3/16は万博公園ふれあいの日(自然文化園の入園料無料)。みんぱくも無料観覧日です。
みなさんも、どうぞ!

(こぼら)

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