オーストラリア・アーネムランドの竹

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オーストラリアには、3属4種のタケがあります。
しかし、アーネムランドには1種しかなく、写真(上)に見られるようなBambusa arnhemicaです。これは熱帯性の株立ちするもの(ホウライチク系)で、川ぞいや熱帯雨林のふちでみられます。

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それ以外にも、庭木として持ち込まれたものが一部に見られます(写真下)。アボリジニは、槍の柄として利用しています。また、東部のケアンズではディジュリドゥーにつかうこともあり、ディジュリドゥーをバンブーと呼んでいたようです。また、筍を食べることもなかったようです。
このタケは、マダケみたいにしっかりしてなくて、彼らがみんぱくに来たとき、このタケで作った槍(民博の収蔵品)を、儀礼のダンスのために振り回していたら、ポキッと折れてしましました。

(K@みんぱく)

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