森と人(その2) :環境教育は博物館で

画像

KOSMOSフォーラムは会場ほぼ満杯の350人が参まり大変熱心に聞きいっていて、環境に対する意識が高まっていることを実感しました。岩槻先生は問題提起で、これから環境教育が重要になる。その主役はオトナである、そのために博物館がもっと頑張らねばならないと力説しました。

日本人は人里(村)/里山/奥山というゾーニングを見事に実現してみせ、世界のモデルに取り上げられるほどである。ところが、経済成長にうかれてそれを忘れ、自然を破壊にはしった。オトナは里山のよさを身をもって知っている。しかし、それが今の学校教育にまったく引き継がれていない。日本の自然の良さを子どもに伝えるためには博物館をオトナ教育の場とするべきである。ただし、その教育とは従来の「教えてやる」式ではだめである、心からわきでるものを、自ら形にしていく事が必要だとおっしゃいました。

気がついてみるとパネリスト5人のうち、3人が館長。岩槻先生(兵庫県ひと博)、赤坂先生(福島県博)、そしてうちのカンチョー。時間の関係もあってか、具体的に論議されませんでしたが、これは「ぜひ協力してやらねばならぬ」と館長たちが話していました。

(こぼら)

コメント

  1. もぐら より:

    アカサカ先生の失敗談がとても印象的でした。最近常陸国風土記めぐりをしてるので森が気になっています。Tちゃんは県の森林づくり講習にいって、チェーンソーもつかえるようになりました。(前から使ってたけど、修了証をもらったんだって)。キノコの菌うちもやります。

タイトルとURLをコピーしました