5月2日 6日の博物館イベント報告

5月2日と6日のゴールデンウィークの最初と最後に
カフェたんぽぽ担当で、イベントを開催しました。

カフェたんぽぽ一同は博物館の展示「吹田 いま むかし」に相応しいイベントは、何があるだろうと考え、智恵を出し合った結果懐かしい遊び・菓子』をテーマにしました。
吹田の昔話などを探すうちに、20年ほど前、吹田のきり絵グループが制作したかるたを発見。
「これを、使おう!」、あの広い緑の広場で大きなかるたで、走り回ると楽しいだろうと、
かるたをカラーコピーで引き伸ばしラミネートをして作りました。

一般のコピー機では6倍までが精いっぱいで、B3までしかできませんでした。
予算が許せば、もっと大きくした方が面白かったかな~と思います。
でも、幼稚園の子どもから80歳代の方も、一緒にわいわいと楽しめました。
大人は見つけるのが早くても、かるたの所まで走りつくどころか、かがむのも遅いのです。
その点子どもたちの俊敏さには、お手上げでした。

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かるた会場のすぐとなりでは8分ごとに大きな音を立てて「ポン菓子」が作られていました。
ポン菓子は1kgのお米を加熱し、圧を掛けた機械の扉を急に開けると、
「ぽーん」とお米が飛び出し、10倍近くに膨れるのです。
それに溶かした砂糖を絡ませます。

取ったかるたの数に関係なく、参加者には「ポン菓子」を持って帰っていただきました。

ポン菓子を「懐かしいね~」と言ってくださる方や、お孫さんに「お米で作っているんだよ」と
説明しているおばあちゃん、大きな音に泣き出すお子さんもいました。
「昔は車に積んだポン菓子屋さんが、お米を持って行くと作ってくれてたな~」と
懐かしそうに話しつつお子さんと、食べている方もいらっしゃいました。

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懐かしい駄菓子屋のコーナーも、可愛い消しゴム・スマートボールなどの「あてもん」。
紐付きの飴玉やラムネ、金平糖なども人気がありました。
大当たりが出るまで、10円を渡す子がいてこちらが、大丈夫?と心配してしまいました。
横でお母さんが、今日はいいんですと笑顔で見守っていました。

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きり絵紙芝居も、迫力のある「青い龍」を演じました。
お話は創作でしたが、博物館横の釈迦が池も舞台になったお話で、親子で楽しんで
下さいました。

緑の美しいこの季節、博物館周辺の公園には親子連れで遊ぶ方がたくさんありましたが、
博物館のイベントも、市報やチラシでは目を通す方も少ないのでしょう。
博物館までなかなか足を踏み入れてくれません。
商店街にアジトを持つカフェたんぽぽは、商魂逞しく「営業活動」を展開
公園入り口に、ポン菓子と一緒にポスターをいくつも貼り、少しのポン菓子を
配りながら勧誘にいきました。
これが功をせいし、100名近くの方がいらしてくださいました。

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(みっちゃん   おーぼら

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