吹田300万年の景観 :『吹田の景観を掘り起こす』展のご案内

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7月18日の続館長ノートでお知らせした平成18年(2006年)度夏休み特別展示「吹田の景観を掘りおこす」がまもなく始まります。

開催期間 平成18年(2006年)8月5日(土)~9月10 日(日)

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吹田・300万年の景観

吹田市には市街地がひろがり、高層ビルがたちならんでいます。しかし、江戸時代は水田や里山のある田園地帯だったことが絵や古文書からわかりますし、6000年前の縄文時代には海の下となり、40万年以上前は針葉樹の森にゾウやワニが徘徊していたことが、土の中から掘り出された人工遺物や化石、花粉、火山灰などを手がかりに復元できるのです。

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私たちの祖先は、自然の変化に対して工夫を重ねながら生きてきました。しかし今では、自然を変えるまでになりました。ところがその動きに歯止めがかからず、地球環境を危機に追いつめています。これからは、自然を守りながら、快適で健康な生活を送るために、私たちはどんな景観を描けばよいのか、歴史を振り返りながら考えてみてください。

(小山修三)

お問い合わせは吹田市立博物館
〒564-0001 吹田市岸部北4丁目10番1号
TEL.06(6338)5500

 

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