千里ニュータウン展 開幕前夜

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とうとう明日にせまり、秒読みで展示作業が進んでいます!(汗・・・・・)
緊迫の展示現場から実況中継をいたします!!

lここは、1960年代の暮らしを再現したコーナー。展示品は、家具も雑貨もすべて市民委員会スタッフが探し出した1960年代に使われていたモノです。

千里ニュータウンが生まれたころは、畳にぺたんと座る暮らしから、椅子に座る暮らしに変わる過渡期でした。ここでは、展示ルームのフローリングをいかして、椅子をとり入れた一家のリビングルームを再現しました。

お父さんは、テレビの前の椅子でくつろぐ。お母さんは、大きなテーブルでティータイム。子どもたちは、おもちゃを散らかして遊びに夢中・・・そんなイメージで展示中です!

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ここは、子どもの世界コーナーを展示中。 女の子の遊びといえば人形ですが、1960年代にはアメリカからやってきたバービードールが大流行。スーパーモデルのようなグラマラスで大人びたボディに、トレンドのハイファッショナブルな衣装。それまでの日本にはなかった着せ替え人形は、女の子の憧れでした。

バービーの要素を日本風にアレンジして生まれたリカちゃんは、今も続くロングセラー人形です。「わたしはバービーよ。」「わたしはタミーちゃんとリカちゃん持ってるもん!」当時の女の子は、マイドールを自慢しあったそう。1960年代のお人形遊びのなかに、いまのブランド志向がみえます。

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ここでは、千里ニュータウンの交通コーナーを展示中。市民委員会スタッフが手作りの鉄道模型で、阪急電車と南千里駅を再現しました。鉄道マニアのスタッフが子どものころからコレクションしていた切符や、ポスターも展示します。

千里ニュータウンは、阪急電車と北大阪急行の開通によって、大きく変化。初期のころは、陸の孤島だった町が、交通の要の町に進化をとげました。そして、ニュータウン市民は、阪急電車に乗って、沿線の宝塚歌劇などに出かけ楽しみました。

モノ探しも展示も手作りで、1960年代の夢ある暮らしをお届けします。どうぞ、楽しみにきてくださいね!

(広報@おかきた’まり)+(おーちゃん)

 

コメント

  1. 生活展示担当者 より:

    臨場感あふれる展示風景のブログは、博物館からのアップですよね。お疲れさん!今回は進化する展示を目指しています。博物館を訪れてくださった方がお持ちの古いグッズを展示できるコーナー。1960年代に発売され 今に残る食品・日用品・薬などの展示は、自由に手に取れるようにしています。ご意見・感想を書いて頂き、、ボードに張るコーナーもあります。明日オープンの展示風景が、6月4日にはどんな風になって終わるか・・・楽しみです。明日は天気にな~れ!

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