「吹田市の自然物語」の図録の編集がおわり、展示の細部のツメにさしかかっているところですが、その間にとびこんできたのが、国際花と緑の博覧会記念協会の「コスモス国際賞」の選考委員会の会議。東京まで泊まりがけでやってきました。毎年100人をこす候補者のなかから、ひとりを選びだすので大変です。外国の委員も加えて、世界のトップレベルの専門家が集まるので、「自然展」を準備中の身としては大変勉強になる会であります。本年の受賞者の発表は７月末日です。
ところで、来年は「国際生物多様性年」だそうです。名古屋では生物多様性について第10回締約国会議、デンマークでは気候について第15回目の会議が開催されるそうです。今、世界中の目が環境、生物多様性にあつまっていることがわかります。
わたしたちの展覧会も時宜を得て、吹田市という地点から、世界をながめ理解するきっかけになればいいと思います。
（カンチョー）
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