「10月になったら鳴き始めますよ」といわれもらってきたスズムシが、今朝、もう鳴き始めました。玄関に通じるドアを閉めているときは、なかなかの情緒だったのですが、そばで聞くとうるさい。20匹全部が鳴き始めたらどうなるんだろう。去年、A立先生にもらって張り切って枕元においたSさんがマイッタという話をおもい出して笑ってしまいました。
かれらは、蚊取り線香の煙にもめげず、ナスやキュウリをよく食っていますが、スイカは食わなかった。秘密基地からの指令でたてた串にはよくよじ登っています。
行く末大変なので、近所の草むらにはなそうとも思うのですが、生態系を乱すかもしれずと(昔はいたはず)、思案投げ首状態です。シゼンッテホントニムズカシーですね。
ベランダのマツムシもどき(おんぶバッタじゃないかと言う人も)は、どこからかやって来たんだから帰れるはずなのに逃げもせず大きなフキの葉の上で孤独を楽しんでいる風情です。
(カンチョー)
コメント
『行く末大変』とは?どーゆー意味かわかりませんが、スズムシたち、これから順次亡くなっていきます。しかしナキガラは他のスズムシがエサとして食べてくれます。ナキガラは処理され快適な環境が維持されます。(いのちの輪廻ですなぁ~)
やがて全員が亡くなります。最後の数匹ぶんのナキガラはピンセットで削除して、そのまま来年まで室内で置いといてください。
週に一度くらい霧吹きで雨を降らせて自然界に近い状態にしてやってください。
屋外に置くと水やりを忘れたり、秘密基地のように環境に恵まれてるとアリが入り、アリの住居となり、スズムシの卵は食べられてしまいます。そしてうまくいくと・・・
来年5月ころ、戦後まもなく体験したシラミのようにうじゃうじゃと幼虫が現れてきます。
おたのしみに。冬の間はエサは不要です。
10年ほど前、JTの中村さんのお話を聞いたことがあります。
オサムシ(?)という甲虫の仲間の遺伝子を調べることで、この虫がどこからどのように日本に広がって行ったかがわかる、とのこと。
わが吹田のヒメボタルも遺伝子を調べて他のところと比較していましたね。
ゲンジボタルを各地で増やす動きがありますが、やたらにいろんなところから持って来ると遺伝子の撹乱がおこる、と友人の動物学者が警告していました。
カンチョーの「行く末大変」とはそーいうことでは?
えへん、この婆ちょっと物知りだろう~
そりゃ「行く末大変ですわ」、カンチョー(のお腹)もあんなによく生育する環境に恵まれたお宅ですから。有機栽培のキュウリ・ナスのえさで甘やかされたスズムシがいい気になって?繁殖しまくるのが目に見えています。そのうち家中が、スズムシの箱だらけになってしまいそう~
飼育箱で育つスズムシは幼少時はそれなりの広さがあるので仲良くしてますが、からだが大きくなると、小さい相手を食べることで快適環境を作ってるようです。だから一定の大きさの箱には一定の数のスズムシしか育たないようです。
一方、
昨日の新聞によると東京・名古屋・大阪の3大都市圏の人口が6400万人と3年連続総人口の過半数を占めているそうですね。余談ですが6400万人とは大阪万博の入場者数じゃないですか。