ポテトチップス・アンデスバージョン

「みんぱく」は、博物館&研究所であるほか、総合研究大学院大学という博士課程だけの大学院が併設されています。先日、そこの院生で、ちょうどフィールド調査から帰国したYちゃんから、おみやげをもらいました。彼女のフィールド、ペルーのポテトチップスです。ジャガイモはアンデス原産だけど、それにしてもパッケージの表には、インカ時代の石造物(ちなみに裏はマチュピチュと法螺貝をふく先住民?です)の写真をつかい、わざわざAndinasの文字。えらくアンデスが強調されています・・・どうしてかな?

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あけてみると、こ~んな色とりどりのポテトチップスがでてきました。

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Yちゃんによると、これはアンデス在来のジャガイモをつかっている特別製で、収穫時期にだけ売り出される季節限定商品。
減塩、ひまわり油使用、もちろん着色料なし!の健康志向がウリ(らしい。スペイン語で書いてあるからよくわかんないけど)で、おいしくいただきました。ありがとう!

アンデス高地では、今でもこんなふうにさまざまな形質が混在したままのものが栽培されているそうです。日本にかぎらず世界中どこでも、スイタクワイみたいな地元特有の作物が見直されているんですね。
(こぼら)

コメント

  1. きょうちゃん より:

    何万Kmのお土産、よくぞ形が壊れずに。

    日本でこの手の販売には、色・形で相当難しいことを経験しています。

    ああ、うらやましい。

  2. カンチョー より:

    それはアンデスが、今や人類の主食の1つであるジャガイモの原産地だからです。みんぱくの名誉教授、山本紀夫さんは岩波新書で「ジャガイモのきた道(だったかなー)」というおもしろい本を書いてますよ。

  3. もぐら より:

    ひさしぶりに見にこれましたー。今総合研究大のまんがに苦しんでるところで~これはっ!ネタになるかも。

  4. okkun より:

    僕はまた、空気が薄いのでぱんぱんにふくらんだポテチの話かと思っちゃいました。

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