昨年の夏、吹田の自然物語の特別展でおこなったセミの抜け殻調査の報告書ができました。
市民、とくに子どもたちへの参加を呼びかけ、たくさんの人が参加して、展覧会は大成功でした。
この取り組みは1996、2004年におこなった継続的調査の一環です。目的は、身近な自然環境を、実際に体験し、客観的にとらえることで自然を大切にする気持ちをそだてること。取り組み体制は、自然展の公募市民スタッフと教育委員会・小中学校理科部会の協働。
その結果、アブラゼミ12,196、クマゼミ16,447、ニイニイ564、ツクツク259、ヒグラシ2、計29,468の抜け殻が集まりました。吹田市の北部はアブラゼミが多く、南部にはクマゼミが多いことがわかりました。この傾向には1996年から大きな変化はないようです。
今年はすいはくで、「吹田いきものの記録」を計画しています。
(報告書の報告byカンチョー)
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