トークショー「梅棹忠夫の山と探検と学問」@長野 のお知らせ

4月30日のブログ「御柱祭と縄文と山と・・・@長野」でちらっと書いた「梅棹忠夫山と探検文学賞」協賛イベント 未知に挑んだ人々 トークショー&映画上映会が、明日15日開催されます。

画像日時:5月15日(土)
15:30~18:30

場所:平安堂長野店
長野県長野市末広町1355−5
「梅棹忠夫の山と探検と学問」
講師 石毛直道(元国立民族学博物館館長)/小山修三(国立民族学博物館名誉教授)

国立民族学博物館の初代館長をつとめられた梅棹忠夫氏は、1994年に民族学の分野ではじめて文化勲章を受章された、わが国を代表する学者です。梅棹氏は、『モゴール族探検記』『知的生産の技術』『文明の生態史観』など、いまや古典ともいえる多くの著書があるほか、作家・小松左京氏らと1970年の日本万国博覧会の構想を創るなど、学者にとどまらない活躍をされています。

このような幅広い知的活動をされる梅棹氏の学者としての原点は、学生時代に山に興味を持ち、登山にのめり込んだことなのだそうです。このたび「梅棹忠夫・山と探検文学賞」がもうけられたのを記念し、国立民族学博物館の創設期から梅棹館長のもとで研究活動をつづけてこられ、一昨年には梅棹氏の米寿を記念したシンポジウムの成果をまとめた『梅棹忠夫に挑む』(中央公論社、2008)を共同で編集された石毛直道氏と小山修三氏のお二人に、梅棹氏のたゆまない「未知への探求心」やリーダーとしてのあり方について、お話していただきます。

なお、梅棹氏が撮影した世界の民族写真の展覧会がひらかれます。題して「民族学者 梅棹忠夫の眼」。日にちは5月17日(月曜日)から6月5日(土曜日)までで、会場は信濃毎日新聞社本社1Fロビーです。こちらも、どうぞご覧ください。

上映映画は次の2本
1.未知の世界に挑んだ探検家たち「梅棹忠夫 現在学術探検家の足跡」
2003年、梅棹忠夫氏は、「西堀栄三郎 探検の殿堂」に入る50人目の探検家として選出されました。それを記念して制作された8分ほどの作品です。
2.『日本探検小史 未知の世界を拓いた人びと』
「探検の殿堂」に選出された探検家、高田屋嘉兵衛、間宮林蔵、伊能忠敬、河口慧海、能海寛、大谷光瑞、槙有恒、植村直己等、明治期から現代までの探検家48名の足跡をまとめた映像です。

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