雨は上がってトークショー

午前中は大雨。午後からはうす日がさしてトークショー日和になりました。博覧会愛好家の二神 敦さんが1981年のポートピアから今年までの30年間に訪れた105の博覧会の話をたっぷりとしゃべってくださいました。

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いつもとはちょっとちがう顔ぶれで講座室はほぼ満席でした。

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カンチョーのあいさつではじまりました。

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二神さんのが定義する博覧会とは
     ①地方自治体が主催もしくは後援するもの
     ②原則として2週間以上、開催されるもの
     ③毎年開催されるものは1回のみカウント
というものでプラレール博、なんば住宅博、さだまさし博覧会などはきょうのお話の対象外としました。

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瀬戸大橋博88の入場券は日本一長い入場券でした。瀬戸大橋の全景が印刷されたもので、バブル絶頂期を象徴してます。

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1980年代の博覧会は世界一大きい観覧車対決の場でした。しかし90年代からは娯楽施設に舞台を移して、世界一争いが続きました。

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高校時代のおわりころから「博覧会に一番乗りする」ことをするようになりました。
しかしどの博覧会のも強敵がいて、ほとんど二番に甘んじました。私の名前が二神だからでしょうか?
ライバルの杉山さんも会場に来られてました。(きょうは一番乗りではなかったようです)

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このほか、大阪万博にはキャラクターがなかった。博覧会とゆるきゃらの歴史もたっぷりと語ってくださいました。
大学に入った二神さんは博覧会でボランティアをするという楽しみも経験したそうです。浜名湖花博でもボランティアしました。

銀行や企業が合併すると、「パビリオンが減る…」ので二神さんとしては歓迎しないそうです。

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さいごに二神さんは
先日、日経新聞夕刊で小山館長が「いままでの博物館は上から目線だった。これからは市民がかかわる博物館をめざしたい」と語っているのを読んで、きょうここでお話することができるのだと思いやってきました。この機会を与えてくださってありとうございました
としめくくりました。

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(おーぼら きょーちゃん)

コメント

  1. okkun より:

    この会はとてもよかったです。二神さんは「こんな趣味は社会の役に立つものでもないし…」といたって低姿勢だったんですが、これだけ面白い話は立派に社会貢献の域に達している感じがしました。やっぱり博覧会で「人を楽しませる精神」が身についてるというか。聞いてる皆が二神さんを応援したくなっちゃう雰囲気がありました。花束贈呈とか、記念撮影とか、なかなかあの講座室では見られない光景でした。これからも博覧会、行きまくってくださいね!「世博迷(万博マニア)」の皆さんもぜひ何度でもすいはくへ!吹田は日本の博覧会の本拠地なんですから。

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