7/16日からの夏季展「自然から学ぼう-災害と環境」の準備が着々とすすんでいます。そのうちくわしくお知らせしますが、ここ数年のすいはくの傾向として顕著なイベントの充実ぶりあげられます。とくに夏休みは、こどものための工作、実験(宿題はお任せ!)だけでなく、大人も楽しめる音楽会やお出かけイベントが盛りだくさんです。それにもまして、おどろくのは、高度に専門的な講演会と市民も参加して意見をたたかわすフォーラム類の充実です。
暑い夏なのに、土・日・祝の休日はすべていっぱいになりました。模型の作成、美専車(=美術品専用搬送車の略、よそから資料を借りてくるとき必要)、ポスター、看板などの費用を委員たちが自作しておさえ、その費用で講師を呼びたいというのです。たしかに今年は、地震・津波災害のほかに原発事故にともなう放射能問題がおきたために、できるだけ正しい情報を専門家に聞きたいという思いが強いのでしょう。わたしはこれを、「市民の知恵熱」とよんでいます。たくさんの人にきていただきたいと思っています。
(カンチョー)
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