高級オルゴールの仕掛けに感動

近鉄百貨店阿倍野店で「からくりの世界展」に行ってきました。和時計のワザはすばらしいものです。季節によって変る日出、日入にあわせて「明け六つ」「暮れ六つ」も変動するからくりがあるのです。
ヤフーニュースにも出てました
西洋のカラクリも負けてません。オートマタ「エクリヴァン」が展示実演されてました。
 オートマタ(Automata )は機械人形、自動人形のこと。
 エクリヴァンと はフランス語で「文章を書く人」。手紙を書きながら居眠りしてしまい、ふと気づいて再び書きはじめるというもの。

本日の大発見は上等のオルゴールの仕掛けです。
ご存知のようにオルゴールは、回転するシリンダーに無数の針が打ってあり,この針が振動板をはじいて音を奏でます。

画像

しかしわが家にあるようなオルゴールではなく3万円以上するような高級のオルゴールは振動板が上の写真の右下のように先が細くなっているのです。高級オルゴールとは振動板の音の数が50ないし72個あるものをいいます。

高級オルゴールは振動板の先を細くすることで振動板の間にすきまをつくって、そのすき間を針が素通りする仕掛けになってます。わが家にあるような安ものには振動板のすき間がありません。
シリンダーが1回転すると,シリンダーは横方向にシフトし,シリンダーの隣の針をひろうことで次の曲あるいは同じ曲の次のフレーズを演奏するのです。シリンダーは3回転すると元の位置に戻ります。

近鉄百貨店阿倍野本店2階イベントスクエアで1月11日までやってます。
入場無料。
(おーぼら)

コメント

タイトルとURLをコピーしました