にのいち「逃げていった子」リハーサル: 上演は3/31!

3/31は劇団「にのいち」が、小松さんの子供向けショートショート”逃げていった子”(『宇宙人のしゅくだい』にある)の劇を演じます。

小松さんは中学生の頃すでに「わたしの命はこの戦争のため終る」と思ってたそうです。13、4歳のこどもが、そこまで考えていたのですね。日本の主な都市がすべて空襲によって廃墟となりました。そして、敗戦の後、そんな少年たちにとって、もっと厳しい(食べのものがろくにない)状況におちいりました。

それは、同年代の野坂昭如さんの「火垂の墓」(これも神戸での話です)に書かれている通りです。恵まれた社会に育つ、いまの小・中学生には考えられないことではないでしょうか。しかし、3・11に遭遇した子どもたちの声には、それと似た響きを感じますね。

小松さんは、この作品が、朗読、スタンツ、オペラ、どんな形でもいいから、やってほしいと書いています。「戦争はだめだ、地には平和を」といった 小松さんの心からの願いだったっと思います。公演のあとカンチョーが乱入して、そんな話をしたいと考えています。

(カンチョー)

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3/30の稽古のワンシーン
画像

衣装着てやりました
何とか本番に間に合いそうです

3月31日午後2時開演!!!!!

(にのいちストーカー てつ)

コメント

  1. てつ より:

    今・ゲームセット 阪神対横浜 京セラドーム 開幕からすごい試合でした(ぼかあ大洋ファン) ってことで・・・カンチョーの文章から「スタンツ」なんて懐かしい言葉を聞きました(^O^)吹田を皮切りに、何十年も子供たちとキャンプやってたから スタンツ には ぴくっ ときましたね♪

  2. にのいち大好き まじょ より:

    恥ずかしながら、この「にげていった子」はまだ読んだことがありませんでした。
    いつものように、にのいちメンバーさんより公演のお知らせを頂き
    なんの知識もなく、楽しみに見に行かせてもらいました。

    楽しく、笑いありのいつもの「にのいち」から始まり、うん?SFっぽい・・・
    そして最後の泣きたくなるほどの悲しい気持ち

    「戦争はあかん」 すごく伝わってきました。

    今日は子ども達が少なくて、残念でした
    もっと、みんなに見てほしい。そんな劇でした。

    それにしても「にのいち」はすごいですね~。
    ありがと~う また是非さそってね~

  3. ひろりん より:

    まじょさま、今日は雨の中来ていただいてありがとうございますハートたち(複数ハート)
    35才ほどサバを読んだ小学生の兄妹は少々無理あり、また拙い出来ではありましたが冷や汗
    暖かく観てくださって目そして深く感じてくださって嬉しく思いますうれしい顔
    終演後、にのいちメンバーとも、この作品は小学校の平和学習等に活用してもらえたらいいね…exclamationと話してましたほっとした顔

  4. てつ より:

    まじょさま コメントありがとうございます
    「宇宙人のしゅくだい」 ハードカバー 昭和49年出版も、最近発売の本も 吹田市立博物館にあります。子供向けの話 25話 とても読みやすい本です ぜひ一度読んで 今日の劇を思い出してみてください。
    僕は 小松左京氏は SF作家 との知識しかありませんでしたが、こんな本や まんがも書いてられたし 様々な文化活動もされていた ってことを 今回の 写真展にて知りました。はくぶつかんに通っていてよかったと思いました。小松氏の奥様も今日の劇を見にこられて 涙が止まらなかったと言われてました。また、某マスコミの方もおられ ひょっとしたら ひょっとするかも・・ あと 縁ってことで言うと 劇団にのいちの座長 金子さんの旦那は 僕の中学校時代の バスケット部のひとつ後輩だそうで。一緒にプレイしてた ってなことも繋がりとしてびっくりしてます。 にのいち 「大好き!」てつ

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