学芸員による常設展のギャラリートーク―さわって“見える”

来る17日(月、祝日)、学芸員による常設展のギャラリートークがおこなわれます。企画展「さわって楽しむはくぶつかんinすいた」の関連イベントです。11:00から16:00まで絶え間なく誰かがどこかで展示解説をしています。画期的なのは、さわれるモノをつかってガラス越しの展示の解説をすることです。しかも、常設展においてです。ねらいは、さわれない展示資料を理解するために、さわれるモノ(収蔵資料を含む)を用意し、脳細胞をフルに活性化ことにあります。

たとえば、考古コーナーでは瓦を実際に持ってもらったり、民俗コーナーでは鍬のちがいを実践的に体験してもらいます。美術や古文書のコーナーには「見えていても理解できない」展示資料がたくさんありますが、それを鑑賞するのに補助的な手段が講じられる予定です。近現代のコーナーでは千里ニュータウンの関連資料がお目見えするはずです。

ギャラリートークの時間帯は以下のとおりです。
11:00~ 考古  11:30~ 近現代
12:00~ 古文書  12:30~ 美術
13:00~ 民俗  13:30~ 考古
14:00~ 美術  14:30~ 古文書
15:00~ 近現代  15:30~ 民俗

どこから始めても、2時間30分つきあっていただけると、すべてのコーナーを体験することができます。一人でも多くの人にすいはくの魅力を発見してほしいと願っています。

なお、この日は無料観覧日です。ご来館をお待ちしています。

ちなみに、吹田高校の生徒さんたちをモニターに8月にリハーサルをおこないました。その時の様子が吹田市公式Facebook(8月24日)に掲載されていますので、ご参照ください。本写真はそこからの転載です。

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(カンチョー)

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