博物館階段上のハス池に薄氷が張っている1月19日午前10時
講座室はほぼ満席の80人が集まりました。
日本の新年はグレゴリオ暦にもとづいて盛大に祝う。こんな国は世界でもめずらしい。欧米ではクリスマス、また日本を除く東アジアでは春節(旧正月)のほうが重要である。最近の日本では、癒し系のカレンダーに人気があり、旧暦もスローライフがらみで見直されている。旧暦への関心は小説「天地明察」(冲方丁著)が映画化されたことで、さらなる高まりをみせている。
≪追伸≫
今回もおーぼらが発言をもとめました。その内容は
中学2年でカレンダーの3法則を発見したおーぼらは高校2年のときに
現行の太陽暦(グレゴリオ暦)から旧暦の日付=月齢を推測する方法を思いつきました。
★月齢=「月」+「日」+定数(-30)
今年2013年の定数は16です。
上の計算で月齢が30以上となったら30を引く。
たとえば 5月10日は5+10+16=31なので月齢は1です。
カレンダーで見ると正解は0.1です。
この方法で計算すると±2以内の誤差で月齢が出ます。
★ただし1月と2月は定数にさらに1を加えます。1月19日なら
1+19+1+16=37⇒月齢は7です。カレンダーには19日は上限の月で月齢7.3とあります。
来年の定数は27です。+27とするとたいてい30を超えるので定数=-3としてもいいです。
M=a+b+27-30=a+b-3
2015年の定数は8です。
(おーぼら)
コメント
沖縄では潮の干満と生活が密着しているため旧暦が今もかなり生きています。新暦の正月はサトウキビの刈り入れと重なってしまうのであまり休めず、旧正月も昔ほどはしっかりやらないのでなんだかアイマイになってしまった…という話を聞きました。
学友の安藤隆雄君が明治改暦の時の旧暦と新暦を持参し、紹介してくれました。旧暦は使われず回収されたため、古本の市場にもあまりでまわっていないそうです。
琉球王国は日本と中国の年号をつかいわけていたそうです。暦も時憲暦をつかっていました。いまでも旧暦の記載がある『沖縄琉球暦』が重宝がられているようです。
『沖縄琉球暦』の写真を追加アップしました。