きょうのFM千里(83.7MHz)はみっちゃんの「たんぽぽクリスマス会」報告

本日は(万博展で人気だった布団を提供してくださった)
吹田傾聴ほほえみ代表のみっちゃんのお話です

画像先日「カフェたんぽぽ」でクリスマス会がありました。カフェたんぽぽにはいろんな人が来られます。
終戦後、まだ子どもだったころ朝鮮半島から戻るとき凍傷で両腕が脱落した女性がいます。昔、「自分には手や指があった」というかすかな記憶があるとのことです。
彼女は指がない腕で字を書きます。お母さんが厳しく育てられたとのことで、みっちゃんより達筆だし、カッターナイフを使って切り絵で年賀状を作りますし、日常生活は何でもできます。二人の子どもを育てました。

クリスマス会にはお子様連れから最高齢の85歳の方までが出席なさいました。最高齢者が詩吟をしてくださいました。そのほかシャンソンを歌って下さる方やハワイのフラダンスを踊る方など芸達者ばかりでした。
おひらきの後、飲みすぎた人が酔いをさますために後片付けのときに残っていました。その方は、「私は最近まで会社で働いてきた。会社の世界は十分に知っているつもりだった。しかし!! こんな世界があるなんて」と涙を流して喜び、感激なさっていました。カフェたんぽぽにはお医者さんも大学教授もいらしたのですが、そんな肩書きはまったく関係なしの場、仲間なのです。このことに感激なさったこのヒトの感激ぶりに私たちも感激しました。

高齢化の中で、退職後の男性の居場所は家庭しかないですね。地域に出られることもないですね。公民館へ出かけることは勇気がいりますね。老人会や高齢者クラブという既成の組織はあるのですが、入るのに抵抗を感じる人がいらっしゃいます。

その点で「まちなかのカフェ」なら入りやすいでしょうし、(みっちゃんは)「まちなかのお茶の間」をめざしてます。月水金とカフェをしています。どうぞいらしてください。

最近の世の中を見てますと「顔を見て会話する機会」が少なくなっています。電車では二人連れですぐ隣に友人がいるのに携帯で遠くの人と話をしている場面を数多く見かけます。このように顔を見て話をする機会が少なくなっています。
本から知識を得ることはできますが、顔を見て得られるものはもっと大きいモノがあります。

私が施設をめぐって傾聴ボランティアで多くの貴重な人生経験・体験を聞くことができることはボランティアの役得だとおもっています。

ある有料老人ホームでは「豪華客船で主人と世界一周した」とか「年末年始は家族とハワイで過ごします」といったセレブなお話も聞くこともあります。これも現実、いろんな世界、ヒトがいるのですね。

今年もボランティアとして一年走ってきました。でもまだ夢があります。来年もボランティア養成講座をします
ボランティアは一人でやっていてもどれだけのことができましょうか。
ボランティアは仲間があってこそ継続できます。
仲間があってこそ広がりがでてきます。
養成講座で新しいボランティアを増やして多くの施設への訪問ができるようになりたいです。
いままで福祉のボランティアでは個々のボランティアはいるのに、それらを束ねたりマネージメントすることができていませんでした。
いい仲間が集まると(大きな)力となります。
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たんぽぽブログには楽しい記事や案内がありますのでごらんください。
そして月水金のカフェたんぽぽに顔を出してくつろいでください。

来年もまだまだ
みっちゃんの野望はつづきます。

聞き書きはFM千里ヘビーリスナーのおーぼらでした。

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