次はいよいよ北海道から東北、北関東まで!もういろんな市立博物館と、そのHPがあります。ふ~。旅は続くのであった…。相互向上のためなので辛口は許して!(評価はokkunの個人的評価です。)
※イメージ写真は、スイス・インスブルックはベルクイーゼルの博物館らしいです。
☆☆☆☆☆…素晴らしい出来。一般HPのコンテストに出しても入賞できる。
☆☆☆☆…芸術的とまでは言えないが、行ってみたくなる。情報が生きている。
☆☆☆…平凡の域は出ないが、何らかの点で「すいはく」が見習うべきところがある。
☆☆…「すいはく」レベル。もっとがんばりましょう。
☆…「すいはく」以下。一応あるだけ。
●紋別市立博物館(人口:2.6万)☆
市のHP内にある。たった1ページの紹介。
●旭川市博物館(人口:36万)☆☆
構成はまるで素人だが、肉声感があるのと協議会の議事録を載せている点は買える。
●釧路市立博物館(人口:19万)☆☆半
市のHP内にある。素人っぽく構成・デザインは整理されていないが「楽しませよう」とする姿勢は伺える。
●札幌市博物館活動センター(人口:188万)☆☆半
まだプレオープン段階。本開館でない中で努力が伺える。スタッフの部屋があり、臨時職員まで紹介している。
●小樽市総合博物館(人口:14万)☆☆半
市のHP内にある。構成は素人だが、メールマガジンを発信している一点は買える。メルマガに学芸員コラムがあるらしい。
●平取町立二風谷アイヌ文化博物館(人口:0.6万)☆☆
テーマがユニーク。構成は洗練されていないが、ダンスや伝統柄など、アイヌの文化が伝わってくる。
●苫小牧市博物館(人口:17万)☆半
基本は整理されているが、情報量が少ない。
●市立函館博物館(人口:29万)☆☆
かっちり出来ているが造りや語り口が固すぎる。図版も少ない。
●八戸市博物館(人口:24万)☆☆☆
なかなかまとまっている。古い歴史がテーマだが楽しく見せる工夫がある。情報量が多ければなおよい。
●弘前市立博物館(人口:19万)☆☆
素人が作ったと思われるデザインで、かつ内容が固い。歴史がいきいきと見えてこない。
●秋田市民俗芸能伝承館(人口:33万)☆☆半
モダンに楽しく見せているが、ナビゲーションは非常識。字が小さい。
●秋田市赤れんが郷土館(人口:33万)☆☆半
モダンに楽しく見せているが、ナビゲーションは非常識。字が小さい。
●花巻市博物館(人口:10万)☆☆☆
シンプルだがしっかりできている。検索機能も充実。学芸員コーナーあり。重いのが気になる。
●遠野市立博物館・図書館(人口:3万)☆
市のHP内にある。たった1ページの紹介。語れる資源は豊富にありそうなのに…。
●釜石市立鉄の歴史館(人口:4万)☆☆☆
ユニークなテーマ設定。ややデザインにばらつきがあるが、FLASHありムービーありでなかなか見せる。小さな市としては大奮闘と言ってよい。
●陸前高田市立博物館(人口:2.4万)☆☆半
市のHP内にある。構成は素人っぽく洗練されていないが、常設展示解説が意外としっかり書き込んである。ここでも昭和30・40年代が…
●一関市博物館(人口:12万)☆☆半
モダンなのはいいがナビゲーションはいまひとつ。館蔵品案内や検索機能は買える。
●仙台市博物館(人口:103万)☆☆☆
プロらしくしっかり情報が整理されている。収蔵品解説も代表品のみだがきちんと書かれている。
●南相馬市博物館(人口:7万)☆☆半
やや事務的だがコンパクトに整理はされている。パノラマ写真館は楽しい。
●郡山市ふれあい科学館スペースパーク(人口:34万)☆☆☆半
指定管理者制度を導入。かなり凝っている。メルマガや小中学生のクラブ活動もある。でもなんで郡山で宇宙なの?
●水戸市立博物館(人口:26万)☆☆
デザインがプレーン過ぎてトキメかないし情報量も足りない。文字の大きさだけは「すいはく」より読みやすい。
●小山市立博物館(人口:16万)☆☆
いかにも素人の手作りだが、企画展のコーナーは情報を流し込んでいるだけでない「伝える姿勢」が伺える。出張天体望遠鏡は面白そう!
(つづく)
(by okkun)
コメント
okkun さん。よ~く頑張った。
これだけのHPを覗くだけで大変なのに、ランク付けて評価は更に・・。これらの博物館はほどんど、赤字運営で大変なんでしょうね。博物館はもともと「採算のとれるものでない」と考えられてますものね。
その経営状態も見たいですね。会計報告している博物館はありますか?