建替進む千里ニュータウン藤白台

日本最初のニュータウン、千里ニュータウンではいま、団地建替工事があちらでもこちらでも本格化しています。北千里駅東側に広がる藤白台の公社住宅でも…。

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●4/26撮影。解体する棟を取り囲むように、鉄のジョイントが組まれました。

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●5/4撮影。工事現場の外側を向いている面は、全体がすっぽりと防塵用のパネルで覆われました。

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●5/20撮影。バリバリと鉄筋コンクリートの建物を壊していきます(反対側の面から)。

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●5/23撮影。人が上って(左上)、防塵用のパネルを外しにかかります。右の棟は解体を控え窓枠が外されています。

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●5/30撮影。パネルの上半分を外しました(1枚目・2枚目と定点観測)。今まで見えなかった空が広がります。

40年以上藤白台を見守ってきた鉄筋の団地。工事が始まるまでは何度も話し合いが持たれ、準備に数年をかけていますが、いったん手をつけたら1ヵ月足らずで姿を消してしまいした。ただいま進行中なのは公社の第一期分で、公社→府営と約2000戸もの団地を建て替えるには10年ぐらいかかる予定です。藤白台だけで2000戸で、そんな住区が12個もニュータウンにあるのですから、いかに大規模な建替かがわかるでしょう。

高度成長期の一大シンボルであった団地。千里ニュータウンのどこかに一棟ぐらいレストアして残しておけないものでしょうか。町は生き物で、生きている限り変化を止めることはできませんが、ニュータウン育ちとしては自分の原風景の一部がなくなってしまうような淋しさを覚えます。

(by okkun)

 

コメント

  1. okkun より:

    佐竹台、津雲台、古江台、藤白台、青山台、西町、南町、桃山台…千里ニュータウンのいたるところで団地建替が始まりつつあります。しっかり見ていくつもりです。

  2. てつ より:

    すいはくへの行き帰り 佐竹台の公社の建て替え現場を通りますが 仮囲いの一部 T字路のコーナー部分が 一部透明で 普通他では見る事の出来ない 工事の様子を見る事が出来る部分があります 住み続けた住人に対する配慮かと思うのですが、粋なはからいですね(^^) そういや 今の工事部分は 千里ニュータウン展の サテライトのあったところですね♪

  3. しん より:

    奥の深い、歴史を感じるシーンですよね。解体の様子は動画で残しておく必要があると思います。

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