我が青春のフォークソング :清水寺御開帳奉納コンサート

もう伝説になりかかっている「千里ニュータウン展」で、博物館前の広場でフォーク・ジャンボリーを聞いた。博物館にはこういう使い方があるのだと目からうろこが落ちた。その後は、「万博展」でそして、「居酒屋たんぽぽ」へとひろがっているが、もっともっとみんなに聞いて欲しいと思う。

画像

僕はフォークソングが好きだ。青春時代にかかせないものだったから。なかでもフィールドフォークを実践し、あの伝説の中津川フォークジャンボリーを企画、運営した笠木透さん(71歳)が好きだ。その歌はマスコミに乗らず、口づてで全国に広がった。代表曲は「私に人生と言えるものがあるなら」、そして学校の音楽の教科書にもなった「私の子供たちへ」。 他にも「あなたが夜明けを告げる子どもたち」 「君は人生の主人公だから」「君が明日に生きる子どもなら」などなど題名をきいただけで泣 ける曲ばかり。

画像

その笠木さんが4月12日、清水寺でコンサートをした。余談だが、清水寺は 「すいはく」にも関係が深い。昨年6月21日森貫主が講演したとき、120名定員のところ250名が訪れて、おおさわぎになったことは記憶に新しい。そして、なぜか、フォークソングにも熱心なのだ。今年は、3月28日におこなわれた、御開帳奉納檜舞台のトリが 「笠木透と雑花塾」だったのだ。

画像

午後7時、あの清水の舞台の上でコンサート開始。笠木さんは楽器は使わず喉だけで勝負。他のコンサートにあるような手拍子が一切ない。どの曲も、みんなで歌う。彼の歌を知らない観光客も立ち止まり聞きいっていた。

画像

うたには、いろんな種類がある。今聞かなければいけない曲、今歌わなければならない曲を マスコミに乗せず歌い継ぐのは大事なことだ と思った。

(てつ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました