「吹田市の自然物語」展・宵山(2) : 館長ノート

今日は宵山と言っても祇園祭でのことはありません。アーカイブ展の第3期「吹田市の自然物語」は明日開幕です。
15日に第2期の陳列品撤去が終わり、15日からは演示をはじめ(ブログに記事があがらないほどのいそがしさ )、今日は最後の追い込み、演示はそれぞれ手分けして行っていました。

私も渦中にあったので、全体を把握していたわけでないのですが、きょうちゃんの記録など参照しながら、順不同に申し上げますと

1.ロビー正面は「年輪をよむ」、19日に行われる光谷先生の年輪年代測定をめぐる資料の数々(たくさんの年輪サンプル、榎阪遺跡の井戸枠、スサノオ神社の絵馬、民具の桶類が、いつものウマの台一杯に。

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2.その横は、安芸早穂子さんの木をモチーフとした絵画、すいた市民環境会議による大木調査の演示

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3.図書コーナーは自然に関する絵本や書物におきかえ
4.ビデオコーナーは、DVDで講演やイベントがみられるように
5.まちなか水族館
6.実体鏡でみるすいた地図
7.オオムラサキの飼育記録

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特別展示場内では
1.中央部を占領するように、千里緑地とその周辺の大マップ

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2.奥の壁にセミの抜け殻調査

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3.吹田の自然観察記録の映像(SUTV提供)のプロジェクター投影

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4.入り口右壁 地図を読む (パソコン、実体鏡、吹田市の大地図)
ケース展示は
1.骨からみる吹田の動物 (協力 地球研・内山プロジェクト、内山先生が自ら演示)
2.吹田の環境と農業
3.人々つくった吹田の自然 -江戸時代から千里ニュータウンまでの開発史

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そして、学芸室のコンピューターは順番待ちという大混雑(こわれたらどうすんのとはらはらしました)

そして、この忙しい最中に、開館を待ちきれずに、セミを持ってくる子どもが・・・
私は午後7時に帰りましたが、作業はまだまだ続いていました。未完成で始まっても、進化するのがすいはくの市民展示の特徴ですから、大丈夫でしょう。

(カンチョー、写真:きょうちゃん+こぼら)

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