みんぱくの広瀬先生から、シンポジウムの案内をいただきました。
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昨年は点字の考案者ルイ・ブライユの生誕200年ということで、僕自身も多忙でしたが、毎日新聞では1年間、点字についてのキャンペーン企画を展開しました。この特集が「坂田記念ジャーナリズム賞」を受賞し、その記念としてシンポジウムを実施することになりました。月並みな言い方ですが、一般紙が継続的に点字、視覚障害者に注目することは画期的ですし、新聞社が主催する点字のビッグイベントというのも珍しいと思います。本イベントで僕は基調講演をすることになりました。
昨年の企画展から点字について自分なりに考えてきたことをまとめるいい機会になりそうです。楽しいイベントになるはずなので、ぜひご参加ください。
さあ、“点字力”を社会に積極的に発信する大いなるチャンスです。大阪から新しい文化を創る力強い動きが始まります。点から天へ!
(広瀬浩二郎)
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点字の父生誕200年・日本点字制定120年キャンペーン
シンポジウム「点字力が未来を拓く」~坂田記念ジャーナリズム賞受賞記念~
<開催趣旨>
点字を考案し、〝点字の父〟と呼ばれるルイ・ブライユ(仏)の生誕200年に当たる09年1月から、毎日新聞社は、点字と視覚障害者を取り巻く問題を取り上げ、誰もが暮らしやすい「共生社会」の実現に向けてキャンペーン報道
を続けています。今年は、ブライユの点字を応用して生まれた「日本の点字」制定120年。点字の未来と視覚障害のある人の権利について、みなさんと考えていきます。同キャンペーンは、関西の優れた報道(09年)に贈られる第17回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞しました。
<とき>
2010年6月13日(日)午後1時半~4時半(開場1時)
入場無料(手話通訳あり)
<ところ>
毎日新聞オーバルホール(大阪市北区梅田3の4の5)
(JR大阪駅徒歩8分)
<内容>
司会・上木すみれ
開会あいさつ 斉藤善也・毎日新聞大阪本社編集局長
第1部 ピアノコンサートと講演
・暗闇コンサート
ピアニスト、福田正人さん=昨年秋のカナ ダ・バンクーバーでの国際障害者ピアノフェスティバルで芸術賞受賞。全盲。兵庫県西宮市出身。
・講演 万人のための“点字力”入門
~さわる文字から、さわる文化へ~
広瀬浩二郎さん=国立民族学博物館准教授。全盲。
第2部 パネルディスカッション
コーディネーター
佐竹義浩さん(毎日新聞学芸部副部長)
パネリスト
小山田みきさん(保育士、全盲)
加藤俊和さん(京都ライトハウス参与)
広瀬浩二郎さん(国立民族学博物館准教授)
遠藤哲也さん(毎日新聞学芸部記者)
閉会あいさつ…黒川昭良・毎日新聞大阪本社編集局次長
<主催・後援>
主催 ・毎日新聞社
後援(予定)・毎日新聞大阪社会事業団、日本ライトハウス、京都ライトハウス
<問い合わせ>
毎日新聞学芸部
TEL 06・6346・8201
FAX 06・6346・8204
メールアドレスosaka.gakugei◆mainichi.co.jp(◆を@にかえてください)
コメント
亡き舅が長年仕事の合間に点字を打ち続けていました。
1974年にはすでに何年もしていたようです。1994年病気で倒れるまで毎日毎日していました。
ライトハウスでは結構有名だったとか。私のとっても自慢にしたいことの第一番です。(自分のことではありませんが)