昨日、夏季特別展の展示は市民委員の皆さんによってきれいに片づけられ、今日(8/31)から大学生たちが博物館実習に来ています。今回は、その成果を公開したいとおもいます。
「実験展示 --大学生が考える博物館展示 」
会期:9月5日(日)~9月30日(木)
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すいはくでは、千里ニュータウン展から、ことしの「吹田の自然と環境展」まで、市民が委員会をつくって、展覧会を企画・運営をやることで盛り上がりをみせ、これからの博物館のあり方に一石を投じました。
本館では毎年、学芸員資格取得をめざす大学生を受け入れて、実習を行っています。館蔵品をつかった展示企画と資料陳列を行うもので、本年度は、1)昭和30年代、千里ニュータウンが始まった頃のくらしの道具、2)江戸時代の絵図、3)蔵人遺跡の資料をつかい展示を構成してもらいますが、今回はこれを一般公開することにしました。
博物館はいま、高校生や大学生などの若い人たちの入館数が少ないことが問題となっています。その理由の一つは、彼らがきたいと思う企画が出来ていないからではないでしょうか。若者が博物館をどう考えているのか、どのようにすれば彼らに魅力ある博物館をつくれるのか、たいへん興味があります。
9/18日(土)と9/26(日)には、講演会とワークショップを計画しています。皆さまもぜひ、大学生との討論に参加していただきたいと思います。
(カンチョー)
9/18日(土)午後1時30分~4時
小山館長と語るワークショップ「大学生と博物館」
9/26(日)午後2時~3時30分
講演会
「市民とともに育つ博物館-全員参加型の博物館をめざして-」
講師:国立民族学博物館研究員 五月女賢司氏
コメント
9月18日はまったく同時刻に別の定例会議がありますので、まことに残念ですが行けません。詳細の報告を期待しています。
このブログのIDも渡して大学生に書かせてみたらいいのに。すごい学べるかも??