9月2日(日)、「さわって楽しむはくぶつかんinすいた」の企画展が上々のスタートを切りました。オープニングイベントの参加者は約120名、展示の見学者も80名を越えました。展示場には親子連れが目立ち、小太鼓や三味線の音が響き渡っていました。学芸員実習を兼ねて展示を企画した学生さんたちもそれぞれの持ち場で展示を解説し、来館者に目を配っていました。
オープニングイベントでは郷土サークル「野火」のメンバーが山笠音頭や秩父屋台ばやしなどを披露しました。腹に響くライブの太鼓は元気をバイブで伝えてくれます。聴覚障害者も音を振動で体感できるので、太鼓は演奏可能な楽器なんだそうです。おさない子供も音や振りに合わせて楽しんでいました。
演奏会の後、「さわる展」にふさわしく、子どもたちがバチをもって演奏に挑戦していました。
最後に、「古代の蘇」がふるまわれました。蘇は中国でつくられたチーズです。古代の奈良では蘇の製造がおこなわれており、遷都1300年の年に大きな注目を集めたようです。吹田高校の生徒さんたちが浜屋敷の福澤靖治さんの指導を受けて蘇をつくってくれました。ほんのりとした甘みがあって、おつまみになること請け合いです。
オープニングのようなイベントには「鳴り物」と「食べ物」が欠かせないのかなと悟りました。
(アルプスの少年)
「蘇」とは何か?
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「どれみは蘇らしぃ?」(2010年4月2日のブログ)
考古学者・キューカンチョーの解説です。
コメント
福澤さんの蘇の味わいは私たちを遥か古代へと誘ってくれます。
しまった! 3日に行けば福澤さんの蘇が食べられたんだ。
わかるひとにはわかるんでしょうが、なんと読むのかすらわからなかったんで検索も出来ずにいました「そ」なんすね(^_^;)ぼくも食べてみたかった