●5月12日(金)トーク/清水勝弘氏(日本万博博覧会機構事業部長)のご案内

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5月12日(金)午後(上記・北田順三氏のトークに続いて行います)
緑に包まれた万博記念公園 ~EXPO’70から36年 人と自然との共生をもとめて~」
[講師]日本万国博覧会記念機構 事業部長 清水勝弘

万博記念公園は、1970年に「人類の進歩と調和」という基本理念に基づき開催された日本万国博覧会の成功を記念することを目的として、その跡地を「緑に包まれ文化公園」として整備されたものです。
この「人類の進歩と調和」とは、全人類の幸福実現と永続的な世界平和への希求を意味しており、その実現のために、自然資源の無謀な略奪と破壊を防止することや、すべての人間は生命として尊重されるとともに国家間・民族間の相互理解が必要であることなどを訴えています。

この理念を受け継いだ「緑に包まれた文化公園」は、博覧会パビリオンの跡地という人工基盤の上に盛り土を行い、そこに森を中心にした生物多様性に富んだ自然の生態系を再生させる手法の確立に向け、大学等のご指導を得ながら研究を行っています。また、その外にも、自然エネルギーの活用に向けた種々の取り組みも行っております。
今日、自然破壊や地球温暖化などの地球環境問題への対応が、喫緊の課題となるとともに、少子高齢化による人口減少社会の到来によって都市の再編が予想される中にあって、この自然の森再生を中心とした環境保全への取り組みは、大きな意義を持っているものと考えます。
また、千里というと都市部の中にあって、緑豊かな環境は、公園に来られた方々に自然の大切さを感じ、憩いと癒しを提供するのみならず、文化、芸術、スポーツなど様々な活動の場となっております。
なお、このような取り組みを成功させるため、市民とのコラボレーションを進めています。多くの方々のご協力とお力添えをお願いする次第です。

※万博記念機構ホームページ「みんなでつくる万博公園」参照

(by ようちゃん+okkun補記)

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