子どものころ何になりたかった?――将来の夢とマンガ

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サッカーのワールドカップ2006年ドイツ大会の開幕が間近ですね。日本代表も、6月12日のオーストラリアとの初戦にむけてドイツ入りをしました。

四半世紀前に、だれが日本のこの快挙を予想できたでしょう?

往年のサッカーファンなら口をそろえて、日本のワールドカップ出場はおろか、これほどサッカー人口が増えたりプロリーグができるとは想像もしていなかった、というのではないでしょうか。このサッカー人気は、じつはマンガとふかい関係があります。

ちょうど25年前の1981年、一本のマンガが「週刊少年ジャンプ」で連載を開始しました。「キャプテン翼」(高橋陽介)――サッカーがなにより好きな小学生の少年の成長を描いたこのスポーツ・マンガは、当時子どもたちのあいだで爆発的な人気をよびました。のちにアニメやゲームにもなり、サッカー・ブームの火つけ役となったといわれる作品です。

日本のサッカー界を代表するベテラン選手である中田英寿や川口能活は、このマンガがきっかけでサッカーを始めたといっています。またアニメは海外でも放映され、ジネディーヌ・ジダン(フランス代表)やフランチェスコ・トッティ(イタリア代表)なども、この作品を楽しみにしていたといいます。

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子どものころに夢中になって読んだマンガが、のちの人生を決定することがあります。「巨人の星」や「タッチ」で野球、「アタックNo.1」でバレーボール、「エースをねらえ!」、「テニスの王子様」でテニス、「SLAM DUNK」でバスケットボールに興味をもった人も多いのではないでしょうか。

さて、スポーツマンガのキャラクターたちは、ときにさまざまな「技」を披露してくれます。実践が可能か不可能かなんか関係なく、必殺シュートや魔球の真似をしてみたことはありませんか? そんな遊びを通じて、そのスポーツに真剣にとりくむようになることもありますよね。

体を動かして遊ぶには、子どもたちが安心して利用できる場所が必要です。大きなものから小さなものまで、住人憩いの空間が点在していることが千里ニュータウンの魅力のひとつ。千里の地を駆けまわる子どもたちのなかから、いつか世界で活躍するスポーツ選手が生まれる日がくるかもしれません。

(by ゆみ)

コメント

  1. okkun より:

    1970年前後はマンガでも「スポ根」(=スポーツ根性)ものが大流行で、体育の時間なんか、皆がかぶれてました。私は運動音痴で体育がすごく苦手だったので、そういう意味ではすご~くイヤな時代でしたね。歳月が思い出を美化しても、バレーボールやドッチボールをボンボンぶつけられたことだけは、どうしても美化できません…。高度成長期を美化するのがはやってますが、ある意味で荒っぽい、生臭い時代でもありましたねえ。私が好きだったのはオバQでした。

  2. てつ より:

    う~ん スポ根 から 連想するとしたら 「ミュンヘンへの道」だなぁ(^^ゞ 日曜の夜のNHKだっけ? 実写とアニメのコラボレート 今でも「大古」「森田」「猫田」名前言えるもん・・・ 漫画は 「ドカベン」「球道君」「野球狂の歌」「ウオークライ(ラグビー)」「タッチ?」 テレビドラマなら 「ガッツじゅん」「美しきプロボーラー?」「サインはV」「柔道一直線」「俺は男だ」「飛び出せ青春」「我ら青春」あたりかな(^_^;

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