千里ニュータウンが開発されたとき、沈砂池、洪水防止の調整池として作られた藤白公園にある通称「ピアノ池」は~その形がグランドピアノに似ているので自然とそのように呼ばれるようになりました~千里ニュータウンの中でも自然が豊かな池です。
しかし水の中に生えている植物「ヒメガマ」は、放置されると、どんどん広がっていき、やがて池面が見えなくなるほどに繁茂してしまいます。またガマの穂から飛び散る種は洗濯物などに付着するとはがしにくく、やっかいなシロモノなのです。
しかし、ピアノ池のヒメガマ群落は吹田市内随一の自然環境であり、野鳥などの生き物にとっても(隠れ場所となっていて)欠かせない環境です。適切な維持管理をすると、多くの生き物が生息する美しい池になります。
数年前より、地元自治会やNPO、地元カヌークラブそして吹田市緑化公園室などが協働して自主的に、ヒメガマの一部を刈り取ってきました。
これは、繁茂しすぎたヒメガマを根絶やしにするのではなく、生態学の視点から、生き物にやさしい水辺環境の維持管理方法として、ヒメガマの手刈り作業を行ってきたものです。
2004年2月には、正式に「ピアノ池の環境をよくする会」が発足し、現在に至っています。
今回も、公園室のボート、北千里カヌークラブのカヌーが参加してヒメガマを刈り取りました。
約80人(そのうち行政からは約20人)が参加しました。
池の中やボート上で作業する人はケッコウ涼しいのですが、
陸のグループは刈り取られたヒメガマを池の上に運ぶ作業で汗だくです。
作業する人々に飲み物を配達する作業も重要な役目です。
おもに地元自治会のおばちゃんたちが協力してくださいました。
具合の悪い人を早期発見・治療するために医師も参加しています。
今回も、けが人や病人は出ませんでした。
10時から12時までの2時間で、予定の作業は完了しました。
来年も6月最後の土曜日に開催しますので、皆さまのご参加をお待ちしています。
(by おーちゃん)
コメント
写真にうつっているのは、ぜ~んぜん知らない方ばかり・・?!で、ピアノ池の環境が、こういう地道な地域活動にささえられているのも知りませんでした。みなさま、ごくろうさま!!
おつかれさまでした!地元の池をきれいにしてくださり、ありがとうございました!(ひたすら恐縮…)千里NTには昔の溜め池を残した池がたくさんありますが、ピアノ池は造成過程でできた人工池なんですよね。最初は工事が終わったら埋めてしまう予定だったので、NT展展示室の「模型」にもこの池はありません。なんでだか、そのまま残ったのです。そういうわけで昔からの名前がなくて、NT初期のころは「藤白池」と言っていたと思いますが、いつのまにか「ピアノ池」という愛称が定着しました。地図で見ると、グランドピアノのフタのような形をしているからなんですね。鍵盤のところにメゾネットがあるというわけです。千里NTで、いつのまにかついた名前としては出色の出来だと思います。だってモダンじゃないですか。