館長ノート@せんちゅう

画像

千里ニュータウン展@せんちゅうがおわりました。
上々の入りで、加福さんの推計だと、日に200として、4、000人が妥当なところとか。ゆっくり見るヒマがなかったのですが、9月16日の映画と講演の会は120を超え、補助椅子が出る盛況で、越境入学のokkunは獅子奮迅の活躍でしたね。元委員の顔もたくさん見え、話が弾みました。

4月に始まった吹田博の「千里ニュータウン展」と6月からの延長戦「特別付録」、そして「@せんちゅう」へと続いたわけですが、一つの企画からつぎつぎと新しい芽がでることは、勲章のようなもの、委員の皆様は誇りにしていいと思います。

展覧会は、同じ題材をあつかっても、主催者の主張によってかわります。
今回の展示は陳列品は同じものが多かったのに、日経の中沢記者がコメントしたように、独自の切り口がうかがえました。吹田ではバスオールやミゼットという目玉商品でひっぱって「見る」を強調していたのに比べ、公民館でという会場の狭さや、予算の少なさというハンデを利用して、千里NTをゆっくりと「勉強」できる構成になっていたとおもいます。上新田をNTのルーツとして押し出したことは豊中ならではのことでしょう。

また、公民館が図書館から喫茶室までそなえた総合的な装置であること、千里中央駅に接続する利便性が生かされていたことも、吹田博物館にとって将来の課題を与えられたような気がします。

NT展については問い合わせや質問もおおく、今後は、常設展の中心になるだろうし、高蔵寺や多摩など他のニュータウンと連携した展示に対応できるしっかりとした資料を収集・整備をする必要性をつよく感じました。

(カンチョー)

コメント

  1. こぼら より:

    おーぼらさま? okkunさん活躍中の画像ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました