逆転層

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立春前後が一年でもっとも寒い時期です。
よく晴れた朝は「逆転層」という現象が見られます。

ふつう空気の温度は上に行くほど低くなりますが、風がなく、よく晴れた朝は放射冷却で地面が冷たくなり、地表面付近の空気がもっとも低くなり、「上に行くほど温度が上がっている状態」になります。しかしある高度に達すると、本来の「上に行くほど温度が下がる状態」になります。
このように「上に行くほど気温が上がる層」を逆転層といいます。
この逆転層に煙突からの煙、排ガス、霧などがたまるのです。
午前10時ころには地面の温度が上がり上昇気流が発生して、この逆転層は消えてしまいます。

写真は今朝(2月5日午前8時半)撮影です。

(おーぼら)

コメント

  1. おーぼら より:

    「これつないだんですか?」の質問で気づきました。安易に「生駒山」と記しましたが、標準レンズでは生駒山と大阪市内を一画面で納めるのは難しいことに気づきました。そう、あの山は金剛山(1,125m)です。画面を差し替えました。

  2. okkun より:

    これつないだんですか?

  3. 和製餃子 より:

    みごとな逆転層の写真がとれていますね。この光景を生駒山から見るとどうなっているのでしょうかね?雲海のように見えるのでしょうか?

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