吹田市ご自慢の旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)をたずねました。
まず向かったのは、お茶室。
写真は、燕庵(現在京都にある藪内家の代表的茶室で、古田織部好み=デザイン、といわれている)写しの「積翠庵(せきすいあん)」です。このほかにも、邸内にはいくつかの茶席がつくられています。
にじり口の前に立って、屋根の裏をみたところ。
垂木が竹!
そして垂木と垂直に交わっている屋根(裏側)の檜皮をおさえている材と、にじり口上の窓の連子、わー左側の柱も竹ですね。
これは、壁を塗り残し、竹でつくった下地がみえている下地窓。
こっちにも下地窓と竹の柱。
それから、ふつうは腰板が張ってある床下部分が、積翠庵では(もともと燕庵がそうなのだけど)、竹を連子にぐるりと打ちつけたつくりになっています。
竪樋も竹でした。
あら、外回りをみてまわるだけでも、こんなにいっぱい!
次回は内部をご紹介します。
(つづく)
(こぼら)
コメント
ダンバーさま:西尾邸はぜひ一度ご案内ください(時間を合わせて)。お屋敷の方も少し見たのですが、まとめきれませんでしたので。
今日 明日にでも 17万アクセス 到達でしょうか?(^^ゞ
いえ、ほんとうに駆け足の見学(それも竹をもとめて主に茶席だけ)だったので、どこがどこだか。母屋のものだったのかどうかわかりませんが、天井が高く、吹き抜けのようになっていて、さぞや、たくさんのおなごしさんが働いていらっしゃたんだろうなと思わせるひろ~い台所の横を通ったのだけは覚えていますが・・・それでしょうか?わ~ん、ちゃんと見てないです。見所をおしえてください。
え~、西尾邸のことは私たちにおききください。
今の状態になるまでにどんなに大変だったことか…。
で、母屋の台所はごらんになりましたか?あそこを見学ルートに入れないと西尾邸の良さは半減といってもいいくらいです。